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やっぱりチャリで沖縄巡り

10 月 15 日全国的に日曜日、この日も朝から雲はあるものの比較的良い天気。もちろん暑いのには変わりないのですが、チャリを走らせるには気持ちよさそうな雰囲気の中お目覚め...ってもう、8 時過ぎてるし。
この日は那覇から南をぐるっと回ることを前日に計画。首里城にはじまり平和記念公園、ひめゆりの塔をまわるという、まさにお約束の観光コースを走る計画です。

Naha_201Naha_202とりあえず宿を出てまずは朝ご飯の調達...さすがに朝からご飯が調達できそうなところはあまり無いですね。都会なのでファースト・フードでもと思ったのですが、想像より店は少ないイメージです。県庁方面へ向かうと吉野屋を発見。沖縄吉野屋限定タコライスを頂戴しました。沖縄ではタコライスはメジャーな食べ物。ご飯の上にキャベツと挽肉が載っており、その上にタコス・ソースがかかっています。感激するような味ではありませんが、これはこれで美味しい。

無事朝食にありついたところで、早速最初の目的地首里城を目指します。城と言うからには小高い山の上にあることは容易に想像できるのですが、この首里城へ向かう道は思ったよりきつい上り坂になっていました。坂を上りながら途中街の方をみると、まだまだ緑が多い街の風景が目に入ります。こういう雰囲気も良いですね。ノンビリ風景を見ていると日が暮れてしまうので、気を取り直して自転車で坂を登ります。この日も日差しも強く、初っぱなからかなりの体力を消耗します。それでも程なく首里城公園 http://oki-park.jp/#syuri の入り口へ着きました。駐車場はあるものの、駐輪場らしきものが見つからなかったのでその辺に自転車を括り付け首里城公園に入ります。

Naha_203Naha_204Naha_205まずはお約束の守礼門ですが、門のすぐ先が工事中でした。記念撮影しようとすると、工事現場が写ってしまうのがちょっと残念。タイミングが悪かったですね。とりあえず守礼門を抜け首里城を目指します。

首里城は琉球王朝時代の城で第二次大戦中に消失、さらに城跡に琉球大学を建設したため元の城は完全に破壊されました。その後復元され現在の姿になっています。まだ完成ではなく、しばらくは復元工事が続くようです。

Naha_206Naha_207Naha_208Naha_209しばらく登ると正殿がある御庭(ウナー)の手前の広福門に到着。ここから先は有料なので入場料 800 円也を支払って中に入ります。この日は広福門の脇で琉球舞踊が披露されていましたので、しばし鑑賞。そして御庭に入り番所から南殿、正殿、北殿の順に見て回ります。詳細はガイドブック等をご覧頂くとして、とにかくよくこれだけのものを再現したと思います。非常に精巧だし美しい。消失時の写真や正確な図面が残っているわけではなく、当時の絵画や遺構から想像して再現したものも多いと思いますが、仮に現代まで琉球王朝が存在していればそれなりに進化もあったはずなので、復元とはいえどこれはこれで良いのだと思います。

Naha_210ノンビリしたいところですが、時刻はすでに 12 時半。先を急がねばなりません。守礼門前で記念撮影をして、公園出口まで戻りチャリにまたがってさぁ出発、...と公園出口の南側すぐの金城町の石畳入り口まで来たところで突然の雨。やむなく木陰でしばし雨宿り。空は明るいのですぐにやみそうだったのがせめてもの救い。案の定 20 分弱も待っていると何とか走れる状態になりました。ここからまずは県道 82 号線を目指します。

ところが、道に迷ったらしく崎山という地名の崖の上 (崖下も崎山だったのですが) に出てしまい、崖の下に 82 号線と那覇 I.C. は見えるものの到達できず。かなり遠回りをしてやっと 82 号線に出ることができました。

Naha_211Naha_212予定より大幅に遅れているためここから一気に南を目指そうと思ったその矢先、那覇 I.C. を過ぎたところでまたもや雨。進行方向左側は I.C. の入り口はあるものの、それ以外なにもありませんから一気に南下しました。しかし真地の交差点で前進が厳しいくらいの雨に。交差点脇のビルの軒下で雨宿りしましたが、簡単にやみそうにはありませんでした。
ふと信号の向こうを見るとローソンの看板が。ツーリングのオアシス、コンビニ発見です。何もない軒下よりコンビニが良いに決まってます。雨の中ダッシュで「ローソン真和志高校前店」へ。実はこのローソンちょっとした曰く付きで、fujaata ならわざと寄ったと思う方もいるでしょうがあくまで偶然。

Naha_213Naha_214Naha_215Naha_216それはさておき寄ったのは正解。というのは店内に入った途端、前が見えないくらいの大雨になったからです。こりゃ計画中止かな...と思いながら 30 分ほど待つと、無事晴れ上がってくれました。時はすでに 14 時過ぎ。昼ご飯は平和記念公園付近で調達する予定だったのですが、多少お腹が減ったのでポークたまごのおにぎりと缶コーヒーを調達。急ぐにしても燃料なしでは走れません。

すでに大幅に遅れた状態でしたが、都会だし、極端に遠距離では無いので行けるところまで行ってやろうと 14 時半過ぎに再びスタート。当初は南東の知念半島周りを考えていたのですが、さすがにそれは無理なので南下して直接平和記念公園を目指すことにしました。外はもうすっかり晴れ上がっています。この勢いで一路ひたすら目的地へといえば格好良いのですが、スタートしてすぐに道を間違え那覇方面に向かってしまいました。これは割とすぐに気が付き軌道修正しましたが、約 10 分のロス。

Naha_217Naha_218Naha_219Naha_220Naha_221Naha_223Naha_222今度こそ本当に平和記念公園を目指します。距離にして恐らく 20 km 程度のハズなので、飛ばせば 1 時間ちょっとで着けるはずです。途中から国道 507 号線に入り八重瀬町役場まで Up and Down の続く道をそれなりの速度でひたすら突っ走り、役場前の具志頭交差点から国道 331 号線に入ります。
平和記念公園の手前で風車を横目に見ながら無事平和記念公園に到着。時刻は 15 時 45 分頃でした。資料館も見たかったのですが、修学旅行生がワンサカいたのと時間的に満足に見ることができないので諦め公園内を見て回ることにしました。
都道府県毎に並んだ無数の戦没者の名前が刻まれた石碑と、穏やかな公園の風景が現在は違和感なく存在していますが、この場所が石碑に刻まれた人達が命を落とした戦争の主戦場の一つだったことも事実。それにしても石碑が取り囲むように作られた海に面した広場からの眺めはきれい。悲惨な状況を彷彿とさせる戦跡も大事ですが、今の人達が何度も来たいと思える場所にそういう記録があることも大事なことだと思いました。人を遠ざけては本来の意味がありませんからね。
その後、各都道府県の碑を見ながら一通り園内を見て回りましたが、さすがにゆっくりはできず 30 分ほどで公園を後にしてひめゆりの塔へ向かいました。

Naha_224Naha_226Naha_225Naha_231ひめゆりの塔は平和公園から 331 号線沿いを 3km くらい西へ向かったところにありますから、15 分もあれば行くことができます。もちろん、それなりに飛ばしていきます。ここも時間の都合上資料館へ寄ることはできずひめゆりの塔そのものを見るだけでしたが、看板にその由来がかかれており、ひめゆり部隊の足跡が説明されていました。集団自決なんて今の自分には考えられませんが、当時の状況や群集心理からはあたりまえのような発想だったのかも知れません。ただでさえ痛いのと恐いのは NG な fujaata としては、それだけで想像するのもゴメンです。それだけにあまりに気の毒な歴史的事実だと思います。
しかしこのひめゆりの塔の周辺は、観光客相手の土産物屋やドライブインばかりですね。ちょっと節操が無い感じです。

Naha_232Naha_229Naha_227Naha_228Naha_230時刻は 16 時 50 分頃。日没まで 2 時間弱でしたが、ここまで来たので地図上はさほどひめゆりの塔から離れていない喜屋武岬も寄ることにしました。近そうに思えたのですが、実は国道 331 号線から一旦離れて細い道を数キロ南下しなくてはいけませんでした。思ったより遠い上周囲は何も無く、道もそんなに状態が良いわけではありませんでしたが、ここまで来たら勢いです。かなり飛ばしていたのでひめゆりの塔から 20 分ほどで、まずは具志川城跡に到着。城跡と言ってもそこに看板が無ければただの荒れ地。断崖絶壁の土地にかつての城の基礎が残るだけです。ここが先の大戦末期、米軍が沖縄本島上陸の足がかりにした場所とのこと。今は崖に波が打ち寄せる、ちょっと迫力のある景色を見ることができる場所ですが、当時はここに米軍の軍艦が押し寄せて来たとのこと。戦争の勝ち負けやどちらが正義かはさておき、激しい戦闘が展開された場所であり、多くの人が犠牲になった場所であることは間違いありません。

Naha_234Naha_233そしてここから少し移動したところにある平和の塔のある喜屋武岬へ。第二次大戦末期は戦場だったこのあたり一帯ですが、今は本当にきれいな風景の観光地になっています。もっともここには土産物屋も平和の塔の他に目立つような観光施設もありません。あるのはトイレと展望台くらい。今は本当にのどか。夕暮れ時の岬から見える海の景色は美しく、来て良かったと思います。

Naha_235Naha_236さて、時刻は 17 時半。日没まで 1 時間といったところです。那覇市内までは約 15 km ですから、何とか日没までには戻れそうな雰囲気です。再び 331 号線に入り一路那覇を目指します。
夕日を左手に糸満の市役所脇を通過し、那覇に向かう飛行機上から見えた西崎運動公園にちょっと寄り道して、豊見城市役所と沖縄アウトレット・モールの脇を抜けひたすら北上です。

Naha_237が、このあたりで燃料切れ。昼ご飯はポークたまごのおにぎり一つでしたから、さすがに厳しいモノがあります。晩ご飯の時間は目前ですが、ここはコンビニに立ち寄り紅芋のデニッシュと最近あまり見かけない森永ヨーゴの 500 ml パックを調達 & 投入。

那覇市内まで残りは数 km。陽も良い具合に傾いてきたところで航空自衛隊、陸上自衛隊の那覇駐屯地脇を通過し、那覇空港道路と合流、そのまま昨日と同様に明治橋を渡り那覇市内に入ります。そのまま宿に戻っても良かったのですが、丁度日没時間に近かったので昨日行った海岸方面へ向かい日没の海を見ることにしました。残念ながら日没方向は曇っていて日の入りは見ることが出来ませんでしたが、日暮れの雰囲気は楽しむことができました。Naha_238
Naha_242Naha_240Naha_241Naha_239宿に一旦戻り、晩ご飯を調達に国際通り方面へ。この日は牧志公設市場 2 階の食堂街で食べることにしました。休日なので開いている店は限られていましたが、そこでフー・チャンプルーの定食と刺身の盛り合わせを注文。オリオン・ビールの大ジョッキで旅の打ち上げです。これで 2,000 円ですから、充分幸せな感じ。

それにしても思い起こせばこの日も盛りだくさんでした。そうそう、日中首里城近辺で出くわした猛烈な雨はどうやら首里城東側だけの話だったようで、首里城の西側に位置する国際通り近辺では雨は降らなかったとのこと、う~ん。え、誰ですか?! 恵みの雨とか言っているのは!!

沖縄本島も回れたのはほんの一部。いつかまた他の場所も走ってみたいと思います。

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