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竹富島上陸

Taketomi_001小浜島から 20 分も船に乗ると竹富島に着いてしまいます。竹富島は石垣島のすぐ隣、目の前です。小浜島よりずっと小さい島なのに港は大きくて立派。石垣島からは一時間毎に合計 4 本の船便が出ています。港には今日の宿泊先である民宿小浜荘のおばちゃんが迎えに来てくれていました。

Taketomi_002港から車で集落の宿へ向かうと、舗装された道路はわずかですぐに細い白砂の道になります。小浜荘に着いて荷物を下ろすと、シークワァーサー・ジュースを出してくれました。そのまま飲むともの凄く酸っぱい。一緒に出してくれたガム・シロップを少しずつ加えながら飲むと、この酸っぱさが何ともおいしい。

宿の縁側で休んでいると、これから東京に帰るというお姉さんが出てきたのでしばらく会話。シュノーケリングが好きで何度も竹富島や近辺の島に来ているとのことでした。ちょっと休みが取れると来てしまうんだそうな。

竹富島観光も全く無計画な状態だったので、この後の行動が急には思いつきません。まずは自転車 (= Air Glide) を組み立てることに。島の大きさから言っても、見て回るだけならそんなに時間は要らないはずです。夕ご飯は 17:40 頃からということだったので、まずは島を一巡りすることにしました。

Taketomi_003アテも無いのでさっき船で着いた竹富港へ。何となく宿へ来たときの道は覚えているのですが、それでも集落の中は迷路のようで迷います。それと白砂の道 (この白砂は珊瑚で出来た砂なんだそうな) は Air Glide に付けてある細いアスファルト用のタイヤでは思うようにコントロールが効かず、走るのは結構難儀。本当はこの旅行前に MTB タイプのタイヤが付けられるホィールを新調しようと思っていたのですが、そんなヒマは全く無かったのでした。細くて空気圧が高めのロード用タイヤはアスファルトで舗装された道路が整備された場所ならとても快適なのですが、砂利道や土の道は逆に非常に走りにくいのです。

竹富港で地図や島を紹介する展示を眺めておよそ島の状況を把握し、本日の行動を決定。竹富島には主に島をぐるっと回る 2 本の整備された道があるので、まずは島の外周部の道を走り観光スポットを回ることにしました。

Taketomi_004島の外周部の道は港の周りこそきれいなアスファルトの道でしたが、すぐに小石をセメントで固めたような細い簡易舗装の道に変わります。これが島の主要道路。走っていると結構ゴツゴツして振動します。タイヤへのダメージはかなりあるはず。タイヤ自体はもう交換の時期にきているので構わないのですが...。それでも砂の道よりはよっぽど快適に走れます。

竹富島は「竹富島憲章」を制定して、島全体で島の景観と文化を守ることを決めています。昭和 62 年には国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。このため島はほとんど観光産業で成り立っており、工業はもちろんその他の産業はほぼ皆無です。僅かにエビの養殖と牛の放牧はしていますが、それ以外はほぼ、観光で生計を立てているはずです。それだけ観光には力を入れており、島内の案内板はかなりきちんと整備されています。

Taketomi_005しばらく走るとかつての港、西桟橋に着きました。ここは夕陽がきれいとのことで、宿の食事が 17:40 頃になっているのは夕食後に夕陽を観に行くと丁度良いタイミングになるので、宿泊者で一緒に観に行くことが多いからだそうです。そういうことで後で見に来ることになると思われるのでそんなにゆっくりする必要も無かったのですが、桟橋を歩いてみると目の前をカニが横切ったり、海の向こうには昼まで滞在していた小浜島が見えたりと景色を楽しみむことができました。

Taketomi_006西桟橋から少し南下するとすぐに竹富島唯一の海水浴場コンドイ・ビーチに到着。残念ながら今回、ここでは泳ぎませんでした。

Taketomi_007そしてまたちょっと南下すると星砂で有名なカイジ浜にたどり着きます。星砂は石ではなく虫の死骸です。最近はそんなに多くは見られないようです。事実、しばらく砂の中を探してみましたが見つけることは出来ませんでした。ここは干潮時には岸から少し離れた場所に砂の陸地が出現します。そういう場所なら見つけられるのかも知れません。

Taketomi_008Taketomi_009道なりに進むと沿岸部から離れ、内陸の方面に向かいます。エビ養殖場の案内看板を見かけたので、せっかくだから見ておくかと荒れた砂利道を結構な距離走ると何と行き止まり。だったら入口に書いておいてくれればいいのに。養殖場へ向かう道の両脇は放牧地。途中牛と遭遇しました。

Taketomi_010元の道に戻り、集落の東側を走るものの、道の両脇には特に目を引くような場所はありませんでした。それでも島の鎮守があったり、小浜島とはまた違う雰囲気の風景を楽しむことができました。

外周部を一周したので今度は内周部。内周部の道は新しく、いわゆる普通の舗装道路が集落のすぐ外側を囲っています。これを一周するのは本当にあっという間。これなら明日半日あれば、集落の中や見ていないところも充分見て回れます。

夕食の時間が近くなったので集落に入り宿へ。途中竹富島小中学校の前を通るときれいで立派な学校がありました。やはり一番上等な建物はどこでも学校ですね。こういうところで学校生活を送るのも悪く無さそうです。

食事は宿泊者全員が一緒でした。合宿みたいです。考えてみれば今回の旅で、他人と一緒に食事をするのはこの場所だけです。後は基本的に全て素泊まりです。全部で 20 人ちょっとの宿泊者ですが、いろんな人がいるものです。家族連れ、北海道から日本縦断してきた夫婦、自称定年になって奥さんに厄介者扱いされ家に居場所が無くて長期滞在している O さん、京都から来た若い 2 人組のお姉さんのアキちゃんとてらぽん、同じく京都から来て島の写真を撮り歩いているコトエ姉さん、福岡で航空会社の地上勤務員をやっている 2 人組のお姉さん、やっぱり福岡から一人旅で来ている相部屋のたか P 兄さん、東京の大手家電量販店で販売員をやっているお兄さん、ドイツの高級車で有名なブランドのトラックの整備関係をやっている S さん等様々です。こういう出会いも旅の楽しいところ。

Taketomi_011夕食後、10 名弱で夕陽を見に西桟橋へ。日没のタイミングとしてはギリギリでしたが、小浜島方面に沈む夕陽を見ることができました。夕陽の桟橋も雰囲気があって良いものです。

夜は夕陽を観に行ったメンバー 10 名くらいで、宿の軒先で宴会。何だかんだ結構遅くまで盛り上がりました。この日のメンバー、偶然ではありますが福岡から来た人 3 名、京都から来た人 3 名と出所が偏っていました。どうも八重山病患者が多いようで、初上陸は fujaata と茅ヶ崎から来た S さんのみ。ちょっと休みが取れると来てしまう人もいるようです。確かに八重山諸島は良いところですね。
福岡組のうち 2 人は福岡空港に勤務しているそうで、ここで出た話題もやはり石垣直行便廃止。噂通り直行便 (ANA 系列) 廃止は事実だそうで、国内各地からの移動は一旦那覇空港に飛び、そこで石垣行きに乗り換えることになるそうです。行きの飛行機の窓から眺めた風景は、直行便が復活するまで拝めないことになりました。

夜も空はきれいに晴れていました。宴会メンバーともう一度星を見るために西崎へ。月明かりが無ければ本当に真っ暗。でも波の音と共に星がいくつも見え、桟橋にみんなで寝っ転がるとまるで別世界に来たようでした。こんな真夜中に外で寝っ転がって星を見るなんて、高校時代の部活の合宿以来。何とも幸せな感じ。この時、実はあることをしでかしていたのですが、そんなことは全く気がつかなかったのでした。

夜遅くまで起きていたのに、翌朝は朝陽を眺めにいくことにして寝ました。意外と過酷な(笑)一夜となったのでありました。(^^ゞ

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