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石垣島上陸

Ishigaki_001石垣港に上陸したのは 16:00 前、まだ日没までは時間があります。地図上では今日の宿は結構近くにあるはずなので、荷物を抱えて自転車で移動することにしました。桟橋前にはテントとベンチがあるのでそこで Air Glide を組み立て、荷物を担いで移動です。

しかしまぁ、石垣の街は都会です。fujaata の実家のある某東京よりよっぽど都会。建物の高さこそさほど高くはありませんが、道路も信号も店も離島とは全く違う見慣れた普通の風景です。

多少迷ったものの、宿泊先のヤンブジーナに到着。重要文化財である宮良殿内の目の前なんですが、この宮良殿内が多少わかりにくい場所にあるのが迷った原因。ガイドブックに詳しい地図があったのに、それを見なかったのが失敗でした。

宿に入ると管理人の桂子さんが出迎えてくれ、一通り宿の使い方の説明を受けた後はしばらくたわいもない話をして過ごしていると、同じく管理人の西やん登場。西やん、黙っていたら宿泊客と言われてもわかりません。fujaata より一回り以上は年上と思われるのに、全くそんな雰囲気を感じさせません。そんな西やんに「年齢不詳」と言われた fujaata って一体...。

ヤーンブジーナは民家を改装した格安の民宿で、基本的に相部屋。というか、寝床は工事現場用の足場(イントレ)に板を渡した 3 段ベッドだったりします。こう書くとなんかとんでも無い場所のように思われますがそんなことは無く、部屋はきちんと手入れが行き届いており快適に過ごすことができます。どっかの会社の独身寮と大差ない感じ。もっともお坊ちゃんお嬢ちゃんやハイ・クラスなホテルにしか泊まったことが無い方にはお薦めできませんが。

そうそう、八重山を含め沖縄の民家は古くて簡素な造りのものが多いように思います。本州の大都市圏では今でこそ鉄筋や○○ハウスといった新建材の住宅が建ち並んでいますが、25 年くらい前の東京はこんな感じだったように思います。

相変わらず無計画に行動しているので、アテも無く宿の回りをぶらついていると西やんに「チャリで来ているなら 7km くらい先に観音崎っていう夕日を観るのに最高の場所があるよ」と教えてもらい、行ってみることに。時刻はこの時点で既に 17:40。日没までは 20 分程度しかありません。

Ishigaki_002Ishigaki_003初めての道でしたが迷うようなポイントは無かったし、しかも道はちゃんとした舗装道路ですから 15 分もブッ飛ばすと難なく観音崎に到着。なるほど、これはこれで素晴らしい。これまで無かった岩場の岬で、しかも海岸まで行くことができます。ここでしばし写真撮影。

しかし、竹富島と至近距離にあるのに、島の雰囲気はまるで違います。何というか fujaata が知っている本州や九州の都市部の沿岸地域の雰囲気。道路を走っていても普通にバスやタクシーがビュンビュン走っているし、マンションはもちろんいわゆる中層の団地もあるし、都市にありがちな人工の公園もあるし、MaxValu もある (しかも 3 店舗) し、フツーの商店街もあるし、学校もいくつかあるし、ヘタすると浜松の住宅地よりよっぽど都会。戻ってから「大都会ですねぇ」と西やんに言うとそれはこの辺だけの話だそう。離島なんか行かなくても離島のような場所は石垣島にもあるし、海も山も存分に楽しめるとのこと。このあたりは翌日自分で見て回って実感するしかありません。

Ishigaki_004晩ご飯は西やんに教えてもらった「あさひ食堂」へ。いわゆる大衆食堂で地元の人も通っているとのこと。観光客相手の飲み屋もいいけれど、地元の人が普通に食べる食事に興味があったので丁度よかった。店は結構大きくて、それでもかなり席が埋まっていました。何を注文するか迷ったので、とりあえず店の名前が付いた「あさひ定食」を注文。ってこれ、たったの 550 円ですよ。味もまずまず、というか十分。確実に満腹。

夕食後 MaxValu に酒とつまみを買い出しに行き、宿で他の宿泊者と飲むことに。こういうときチャリは便利。ちなみにヤーンブジーナにも借りられる自転車は常備されています。

この日の宿泊者は、大阪から来た看護師の姉さん、空間系インスタレーション・アートを仕事にしている姉さん、関東地方の地方公共団体職員の兄さん、Dr. コトー診療所大好きで翌日与那国へ向かうという兄さん(ちなみに Dr. コトー診療所 2006 はこの日から放送開始した)、それと長期滞在でこの先の人生を考えている姉さんと、ここを当面の住居にして夜の仕事をしている姉さん 2 人と兄さん 1 人。長期滞在者を除き、fujaata 以外は翌日みんな離島へ行くという。fujaata のようにまずは離島からスタートというのは珍しいのだろう。それにしても、話には聞いていたものの長期滞在する人がこんなに多いとは。確かに八重山のこの雰囲気は、とても居心地が良い。ここに住みたいと思う気持ちはわからなくも無い。少なくともここ石垣の市街なら生活に困るような事は全くありません。

ヤーンブジーナは消灯時間が決まっている(門限は無い)ので、さっさと布団に入って寝る。イントレのベッドは、ちゃんと布団が敷いてあるので寝心地は悪くない。というか、こんな 3 段のベッドで寝るなんて経験はほとんど無いので、ちょっとワクワク感があって良かった。

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竹富島巡り

Taketomi_101Taketomi_10210 月 12 日。何となく周りの雰囲気を察知したのか、珍しく寝過ごすことなく日の出前ギリギリに目を覚ますことができました。周りはうっすら明るくなり始めています。気付いたときには皆さん日の出が見える竹富港へ向かっていました。慌ててチャリで追いかけ、何とか日の出前に竹富港へ到着。


Taketomi_103Taketomi_104東の海を見ると水平線には雲がかかっていました。ありゃ、これはダメかと思ったのですが、雲の切れ間から日が昇るのを拝むことができました。お約束の写真撮影をしながら、刻々と変わる水面の色や風景の変化を楽しむことが出来ました。


Taketomi_105Taketomi_106Taketomi_107港から宿に戻りながら、朝の集落を眺めて回りました。昼間は観光客で人気の集落を見渡せる「なごみの塔」に行き、誰もいないことを良いことに塔の上でゆっくり写真を撮ったり集落を眺めることが出来ました。このなごみの塔、階段が急でしかも階段の面が手前に傾斜しているので、登り下りが結構怖いですね。

集落の道は珊瑚で出来た白砂で覆われていますが、島の人は毎朝この道をきれいにほうきで掃いています。掃いたばかりできれいになった道を自転車で走ったり歩いたりするのは、何か申し訳ない感じと一番乗り気分とが混じって不思議な心境。

宿に戻ると、昨晩の宴会テーブルの上に fujaata の財布が置かれたままになっているのを発見。夜は暗かったし、「ありゃ、こんなところに置きっぱなしだったかいな」って思っていました。他の人のたばこやらその他私物も置いてありましたし。
...が違いました。fujaata は昨晩、星を見ながらドジを踏んでいたのでした。何と西桟橋に財布を落としていたのでした。

fujaata は朝陽を見に東の竹富港へ向かいましたが、京都から来た 2 人組のアキちゃんとてらぽんは朝陽を見に「夕陽が沈む」西桟橋へ行ってしまったのでした。2 人が西桟橋に朝陽を見に行くと、そこにはやはり夜中に星を見に来た宿泊客が三脚を忘れ、探しに来ていたのだそうです。その時偶然に fujaata の財布を拾ってくれたらしく、アキちゃんとてらぽんに「一緒に泊まっている人に持ち主がいないか」聞いてくれたんだそうです。そんなことになっていようとは fujaata は全く気がつかず。いや、だって、財布を使う場面なんて無かったし。実はたまたま履いていたズボンのポケットが妙にものが落ちやすく、知らないうちに落ちていたようです。そういえば一緒に持ち歩いていた虫除けも無いし。

ということでアキちゃんとてらぽん(と拾ってくれた人)のお陰で、事なきを得たのでした。確かに小さな島で観光客であろうと、何かすればすぐに足が着いちゃう雰囲気ではありますが、無事で良かった。助かりました。ありがたや。

Taketomi_108そしてもう一つ気がついてしまいました。今回旅行中の fujaata の靴はいわゆるウォーター・シューズというもので、履いたまま水遊びをすることを考えてあるサンダルと靴の中間のようなものです。この靴、全体をゴム紐で繋ぐことで靴としての機能を果たしているのですが、右足のゴム紐の加工が甘かったらしく接合部から抜けていました。抜けたゴム紐の両端に結び目を付けることで応急処置をして何とかなりましたが、買ったばかりなんだよなぁ。確かに 50% 以上 off の格安で買いましたが。

Taketomi_109Taketomi_110Taketomi_111Taketomi_115朝食後、何名かは午前中のうちに島を離れていきました。fujaata は特に決めていなかったのですが夕方に石垣島へ入るつもりだったので、午前中は集落を回ることにしました。京都から来ていたもう一人コトエ姉さんとカメラ店販売員の兄さんに「お魚シーサー」と「お願いシーサー」を案内してもらうことに。「お願いシーサー」は自分で見つけると願いが叶うらしいですが、そんな悠長なことをしていると永遠に島から出られそうに無かったので教えてもらいました。教えてもらって良かった。こんなの絶対 fujaata には見つけられません。どういうものか知っていても無理。(^^ゞ

Taketomi_112Taketomi_113Taketomi_114Taketomi_116Taketomi_117その後はもう一度西桟橋へ出かけ小浜島方面を眺め、コンドイ・ビーチでしばらく海を眺めた後宿に戻り、この時点で残っていたメンバーの S さんと福岡空港勤務の姉さん 2 人と昼食を食べに行くことに。行ったのは竹富島で有名な八重山そばの店「竹乃子」。ここで八重山そばを食べました。沖縄の各島には島独特の香辛料があるようですが、竹富島には「ピィヤーシ」という胡椒のような香辛料があります。この香辛料を最初に売り出したのがこのお店。今回の沖縄旅行でいろいろ相談に乗ってくれた沖縄マニア(?!)の会社の I さんと、去年沖縄旅行に行って島唐辛子をお土産にくれた tashin さんにピィヤーシをお土産に Get。

Taketomi_118Taketomi_119宿に戻り、福岡組 2 人が帰るのを見送り、その後はチャリでアイヤル浜へ。道が険しくて行くのは大変と聞いていたのですが、思ったよりは楽勝でした。それでもやはりロード用のタイヤでは厳しいものがあってなかなか運転が大変。島内はレンタサイクルのママチャリで回るのが普通ですが、ママチャリでも竹富の道を走るのは大変。でもこの浜、行くだけの価値はありました。静かな長い砂浜で海も遠くまで見渡せます。あまりここを訪れる人はいないようですが、行っておいて損は無い場所だと思います。

Taketomi_120Taketomi_121Taketomi_12215 時頃に小浜荘のおばちゃんに港まで送ってもらうことにしていたので、最後にンブフルの丘へ寄って小浜荘に戻ることに。ンブフルは展望台があるのですが、ここも台風 13 号の影響を受けて大きな被害を受け、立ち入り禁止になっていました。本当は見晴らしの良い場所のはずなのですが行くことができず残念。

Taketomi_123Taketomi_12415 時過ぎ、S さんと二人で竹富港へ。二人とも急いではいなかったので船を一便見送り、港でちょっとのんびり。15:45 の船で石垣港へ向かいました。それにしても団体の観光客が多いこと。しかもほとんどの人がお土産程度の荷物。皆、石垣島に宿泊して、竹富島は半日くらい寄るだけのようです。小浜島もそうでしたが、小さな島の朝日と夕日はなかなかいいもの。それを味わえないのは他人事ながらちょっと残念な感じです。

竹富港を出発すると、名残惜しむ間もなく船は石垣港へ到着。その間僅か 10 分。S さんと別れを告げ、石垣島の旅をスタートしました。

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竹富島上陸

Taketomi_001小浜島から 20 分も船に乗ると竹富島に着いてしまいます。竹富島は石垣島のすぐ隣、目の前です。小浜島よりずっと小さい島なのに港は大きくて立派。石垣島からは一時間毎に合計 4 本の船便が出ています。港には今日の宿泊先である民宿小浜荘のおばちゃんが迎えに来てくれていました。

Taketomi_002港から車で集落の宿へ向かうと、舗装された道路はわずかですぐに細い白砂の道になります。小浜荘に着いて荷物を下ろすと、シークワァーサー・ジュースを出してくれました。そのまま飲むともの凄く酸っぱい。一緒に出してくれたガム・シロップを少しずつ加えながら飲むと、この酸っぱさが何ともおいしい。

宿の縁側で休んでいると、これから東京に帰るというお姉さんが出てきたのでしばらく会話。シュノーケリングが好きで何度も竹富島や近辺の島に来ているとのことでした。ちょっと休みが取れると来てしまうんだそうな。

竹富島観光も全く無計画な状態だったので、この後の行動が急には思いつきません。まずは自転車 (= Air Glide) を組み立てることに。島の大きさから言っても、見て回るだけならそんなに時間は要らないはずです。夕ご飯は 17:40 頃からということだったので、まずは島を一巡りすることにしました。

Taketomi_003アテも無いのでさっき船で着いた竹富港へ。何となく宿へ来たときの道は覚えているのですが、それでも集落の中は迷路のようで迷います。それと白砂の道 (この白砂は珊瑚で出来た砂なんだそうな) は Air Glide に付けてある細いアスファルト用のタイヤでは思うようにコントロールが効かず、走るのは結構難儀。本当はこの旅行前に MTB タイプのタイヤが付けられるホィールを新調しようと思っていたのですが、そんなヒマは全く無かったのでした。細くて空気圧が高めのロード用タイヤはアスファルトで舗装された道路が整備された場所ならとても快適なのですが、砂利道や土の道は逆に非常に走りにくいのです。

竹富港で地図や島を紹介する展示を眺めておよそ島の状況を把握し、本日の行動を決定。竹富島には主に島をぐるっと回る 2 本の整備された道があるので、まずは島の外周部の道を走り観光スポットを回ることにしました。

Taketomi_004島の外周部の道は港の周りこそきれいなアスファルトの道でしたが、すぐに小石をセメントで固めたような細い簡易舗装の道に変わります。これが島の主要道路。走っていると結構ゴツゴツして振動します。タイヤへのダメージはかなりあるはず。タイヤ自体はもう交換の時期にきているので構わないのですが...。それでも砂の道よりはよっぽど快適に走れます。

竹富島は「竹富島憲章」を制定して、島全体で島の景観と文化を守ることを決めています。昭和 62 年には国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。このため島はほとんど観光産業で成り立っており、工業はもちろんその他の産業はほぼ皆無です。僅かにエビの養殖と牛の放牧はしていますが、それ以外はほぼ、観光で生計を立てているはずです。それだけ観光には力を入れており、島内の案内板はかなりきちんと整備されています。

Taketomi_005しばらく走るとかつての港、西桟橋に着きました。ここは夕陽がきれいとのことで、宿の食事が 17:40 頃になっているのは夕食後に夕陽を観に行くと丁度良いタイミングになるので、宿泊者で一緒に観に行くことが多いからだそうです。そういうことで後で見に来ることになると思われるのでそんなにゆっくりする必要も無かったのですが、桟橋を歩いてみると目の前をカニが横切ったり、海の向こうには昼まで滞在していた小浜島が見えたりと景色を楽しみむことができました。

Taketomi_006西桟橋から少し南下するとすぐに竹富島唯一の海水浴場コンドイ・ビーチに到着。残念ながら今回、ここでは泳ぎませんでした。

Taketomi_007そしてまたちょっと南下すると星砂で有名なカイジ浜にたどり着きます。星砂は石ではなく虫の死骸です。最近はそんなに多くは見られないようです。事実、しばらく砂の中を探してみましたが見つけることは出来ませんでした。ここは干潮時には岸から少し離れた場所に砂の陸地が出現します。そういう場所なら見つけられるのかも知れません。

Taketomi_008Taketomi_009道なりに進むと沿岸部から離れ、内陸の方面に向かいます。エビ養殖場の案内看板を見かけたので、せっかくだから見ておくかと荒れた砂利道を結構な距離走ると何と行き止まり。だったら入口に書いておいてくれればいいのに。養殖場へ向かう道の両脇は放牧地。途中牛と遭遇しました。

Taketomi_010元の道に戻り、集落の東側を走るものの、道の両脇には特に目を引くような場所はありませんでした。それでも島の鎮守があったり、小浜島とはまた違う雰囲気の風景を楽しむことができました。

外周部を一周したので今度は内周部。内周部の道は新しく、いわゆる普通の舗装道路が集落のすぐ外側を囲っています。これを一周するのは本当にあっという間。これなら明日半日あれば、集落の中や見ていないところも充分見て回れます。

夕食の時間が近くなったので集落に入り宿へ。途中竹富島小中学校の前を通るときれいで立派な学校がありました。やはり一番上等な建物はどこでも学校ですね。こういうところで学校生活を送るのも悪く無さそうです。

食事は宿泊者全員が一緒でした。合宿みたいです。考えてみれば今回の旅で、他人と一緒に食事をするのはこの場所だけです。後は基本的に全て素泊まりです。全部で 20 人ちょっとの宿泊者ですが、いろんな人がいるものです。家族連れ、北海道から日本縦断してきた夫婦、自称定年になって奥さんに厄介者扱いされ家に居場所が無くて長期滞在している O さん、京都から来た若い 2 人組のお姉さんのアキちゃんとてらぽん、同じく京都から来て島の写真を撮り歩いているコトエ姉さん、福岡で航空会社の地上勤務員をやっている 2 人組のお姉さん、やっぱり福岡から一人旅で来ている相部屋のたか P 兄さん、東京の大手家電量販店で販売員をやっているお兄さん、ドイツの高級車で有名なブランドのトラックの整備関係をやっている S さん等様々です。こういう出会いも旅の楽しいところ。

Taketomi_011夕食後、10 名弱で夕陽を見に西桟橋へ。日没のタイミングとしてはギリギリでしたが、小浜島方面に沈む夕陽を見ることができました。夕陽の桟橋も雰囲気があって良いものです。

夜は夕陽を観に行ったメンバー 10 名くらいで、宿の軒先で宴会。何だかんだ結構遅くまで盛り上がりました。この日のメンバー、偶然ではありますが福岡から来た人 3 名、京都から来た人 3 名と出所が偏っていました。どうも八重山病患者が多いようで、初上陸は fujaata と茅ヶ崎から来た S さんのみ。ちょっと休みが取れると来てしまう人もいるようです。確かに八重山諸島は良いところですね。
福岡組のうち 2 人は福岡空港に勤務しているそうで、ここで出た話題もやはり石垣直行便廃止。噂通り直行便 (ANA 系列) 廃止は事実だそうで、国内各地からの移動は一旦那覇空港に飛び、そこで石垣行きに乗り換えることになるそうです。行きの飛行機の窓から眺めた風景は、直行便が復活するまで拝めないことになりました。

夜も空はきれいに晴れていました。宴会メンバーともう一度星を見るために西崎へ。月明かりが無ければ本当に真っ暗。でも波の音と共に星がいくつも見え、桟橋にみんなで寝っ転がるとまるで別世界に来たようでした。こんな真夜中に外で寝っ転がって星を見るなんて、高校時代の部活の合宿以来。何とも幸せな感じ。この時、実はあることをしでかしていたのですが、そんなことは全く気がつかなかったのでした。

夜遅くまで起きていたのに、翌朝は朝陽を眺めにいくことにして寝ました。意外と過酷な(笑)一夜となったのでありました。(^^ゞ

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さらば小浜島

Kohama301Kohama302Kohama303Kohama304Kohama305Kohama306Kohama307Kohama309Kohama308Kohama31010 月 11 日。前日夜遅めに寝たので朝はのんびり起きて朝食。天気は今日も絶好の観光日和。当初部屋を片づけて、チェック・アウトしたらロビーでのんびりしておみやげでも買って、昼食を食べて出発しようと思っていたのですが、あまりの天気の良さにさっさとチェック・アウトして荷物を預けてまたしても自転車で園内を回り、その後大岳へ。今日も本当にきれいな景色。しばしボーっとしてもうさんざん撮った写真をまた撮って。そのまま戻るのも惜しく、再びちゅらさん展望台へ。ここでも懲りずに写真を撮ったのでした。帰りはまだ通っていなかった島の外周部の道を敢えて選んではいむるぶしへ。これで島内の公道と思われる道は全て走り潰したはず。

予定より若干遅れてはいむるぶしに到着。輪行作業をして実家へのおみやげを買ってお昼を食べて丁度良い時間。さっさと自転車をバラそうとして作業中に、やってしまいました。うっかりブレーキ・ロータで左手の親指の付け根をすぱっと切ってしまいました。これは痛かった。傷も痛いけど怪我をしたところが親指というのが辛い。何をするのにも力が入らない。別に病院へ行くようなケガではないものの、深く切ってしまったので血がなかなか止まりません。というか結構派手に出ますねぇ。何をするにも血が止まらないとダメなので、しばらく作業を放置して止血に専念。30 分近く待って絆創膏を巻いて作業再開。

ここでのロスは大きかった。予定では輪行作業を済ませて、ゆっくりお土産を選んで、昼食を食べて、余裕で港へ行くつもりだったのですが、何せ手が不自由になったので輪行作業は大幅に手間取り更に時間をロス。

結局、ゆっくり見て回るつもりだった売店で急ぎ足でお土産を選び、発送手続きをしました。それにしては割とまともな品定めだったとは思いますが、一軒分買いそびれてしまったものもありました。すみません、次回は用意しますので。昼食も昨日に引き続き八重山そば。ただし今回は野菜そばです。沖縄野菜の野菜炒めが八重山そばに載っています。これもおいしかった。

食後ロビーで待つこと数分、送迎バスに乗り小浜港へ。小浜島から竹富島へは一日一便の船が出ています。これに乗らないと一度石垣島へ戻り、そこから竹富島へ渡ることになります。

Kohama311Kohama312小浜港に着き海を見ると、竹富島行きの船が入ってくるところ。到着して 10 数分後の出発ですが、この僅かな時間に船員さんが桟橋からルアーの付いた釣り竿を振っています。どうも常に持ち歩いている様子。と、あっという間に 2 匹のイカを釣り上げました。桟橋からイカが泳いでいるのが見えるんです。

Kohama313Kohama314船に乗り、3 泊過ごした小浜島を離れました。観光客はリゾートの滞在が中心で、あまり一人旅には向かない場所かも知れませんが、家族でノンビリ過ごすには良いところだと思います。それでも 3 日過ごしてそれなりに愛着も生まれ、不思議と離れるのはちょっと寂しい感じもしました。また来るとしましょう。

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GTD

しばらく前から Life Hack という言葉が流行っています。言ってしまえばいかに日常生活や仕事を効率的に、あるいはよりやりやすくするかという話やネタの総称だと思いますが、このところこの Life Hack というキーワードでメディアなどでも盛んに取り上げられているように感じます。このキーワード自体特に明確な定義がされているわけでは無く、生活の知恵といったところからいわば「カイゼン」まで幅広く指しているようです。

個々のアイデア自体は些細なことであったり、古くから言われていることであったりするものが多いのですが、最近こういったことが注目を集めているのはいくつかの要因があるようです。Web 2.0 などと言われる Internet で展開されている新しいサービスが我々の生活に入り込んできたこと、生活環境やスタイルが変化したこと、そして仕事の質が変化してきたこと等が関係していると思われます。

Life Hack や Web 2.0 の具体的な事例は Web 検索でもしていただくとして、その中でここしばらく注目を集めている手法に、時間管理術の一つである GTD (Getting, Things, Done) というものがあります。注目を集めていて、しかも横文字ですから何やら凄い手法のように思われますが、やること自体は珍しくも難しくも何ともありません。

細かいことはこれも Web を検索すると数多く紹介がありますので省きますが、自分のやりたいことや考えていることを「全て」書き出すというものです。書き出したものを改めてすぐやるのか、いつやるのか、誰かに任せるのか、期日が定まらない将来にやるのかに分類するというだけの作業です。

fujaata も自宅に帰ればやることは多少なりとも紙に書いてありますし、休みになれば一日の時間割を書き出すこともあります。が、この手法で求めているのは「一つ残らず書き出し」「分類し」「定期的に見直す」ことを求めていることです。この徹底的に全てを洗い出すというのがミソです。

今の世の中、普通に生活していても同時に考えなくてはいけないことが膨大にあります。趣味や挑戦したいことも多くなっています。仕事一つをとっても、たとえば以前なら fujaata のような平社員クラスなら、目の前の作業に没頭していれば良かったはずです。が今は人手不足で複数のプロジェクト掛け持ちは当たり前、自分の仕事だけでなく外注さんや派遣社員さんの作業のマネジメントも必要です。設計にしても企画の段階から出荷後のフォローまで多くのフェーズに関わる必要があります。生活そのものに超並列処理を要求されていると言っても良いと思います。昔に比べて仕事の量的に大変になったかどうかは比較しようがありませんが、確実に複雑度は高くなっていると思われるし、手を付ける前に頭で仕事を組み立てることをより要求されていることは確かでしょう。日常生活でも福利厚生や社会保障制度、資産形成もかつてのように会社や国に頼れる状況ではなくなりつつあります。こういったこともこれまで以上に自己責任で考えていかなくてはなりません。

要は考えることが多くなって頭の中で整理が付かず、結局何も出来ずに終わっているのをきちんと整理しましょう、という話です。fujaata もこの Blog でたまに書いているように、目の前に積みあがっていることに追われて思うようになっていない部分があります。これを少しでも整理できたらと思うわけです。

旅行三日目、小浜島滞在中に洗い出しをやってみました。午前中しっかり海に入ってそれなりに疲れていたので、始めてみるとすぐに眠くなりますがこれは計算済み。誰でも最初 30 分くらいはすらすら書き出せますが、すぐに行き詰まるのがわかっているからです。行き詰まったら横になって少し休むとふっと思い出すものが出てきます。夕方近くまで書き出して結構な量の項目が出てきました。本当はこれらの項目を分類する作業が必要ですが、それは後回しにすることにしました。書き出しただけでも結構整理がつきましたし、旅行中に処理できるタスクは限られていますからこれで良いと思っています。旅行中に新たに思い出したこと、思いついたことを随時追加していくことにしました。

しかし、小浜島でこれをやりながら思ったこと。それは、もしここに住んで生活していたら、こんな事を考えなきゃいけない程忙しく生きる必要な無いだろうなということ。ここではやれることが限られていますから、自分がやらなきゃと思っていることが、必要な事では無くなるかも知れません。やりながらそんなことを考えてしまいました。そんなことを思うと、一見ノンビリした沖縄へ移住を考える人が多いのもうなずけます。

後日談ですが、結局旅行中は書き出すだけで精一杯。浜松に戻ってからタスクの分類をしたのでした。でも一通り自分が考えていることや、やりたいこと、やるべきことが書き出せたことは良かったと思います。自分の生活を見直す良いキッカケになりました。

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小浜島で海水浴

Kohama201Kohama202Kohama203Kohama204Kohama20510 月 10 日、小浜島も 3 日目。前日、久しぶりにしっかり自転車で走ったので結構疲れたのですが、朝は日の出の時刻を狙ってビーチへ写真を撮りに出かけました。日の出と言っても本州よりずっと西ですから日の出時刻は 6:30 頃。会社へ行く日と起きる時刻は一緒です。日の出の海もいいですね。夕陽と一緒で空がオレンジで海が暗い青なんですが、どことなく違う色合い。でもやっぱり海は青いのでした。

朝食を食べ、この日ははいむるぶしのビーチへ泳ぎに行きました。ビーチまでは部屋から 700m くらいの距離がありますが、もちろん自転車で行きます。海水浴なんて何年ぶりだろう。きっと小学生の家族旅行以来だと思われます。そもそも水に入って泳ぐのが大学院在学中以来ですから、それでも 7 年振りくらいになりそうです。あ、寮の風呂で泳いだ記憶はありますが。

はいむるぶしのビーチもちゅらさんの撮影で使われた場所です。最終回、当時まだアイドルに近かったヒロインにストーリーと何の脈絡もなく赤い水着を着せ、アップのシーンやビーチを走るシーンを放映するという NHK の朝ドラ始まって以来の暴挙(笑)に出ましたが、そのシーンが撮影されたのがここです。「ここまでやるか NHK!」と一時話題になりましたが、ヒロインのキャラのお陰か不思議と「けしからん」という話は皆無だった記憶があります。...いかん、話がそれた。(^^ゞ

Kohama206今更何度も言うまでもないのですが、本当に海の水がきれいです。透明で上から底まで見ることが出来ます。足が着く程の深さなのに、水の中を覗き込むと視界に何匹も魚が泳いでいるのが見えます。競泳用のゴーグルでちょっと潜るだけで、海の中を見渡すことができます。端から見たら一人で海水浴なんて何だかなぁという感じですが、当の本人は今まで見たことがないきれいな海に感激しそれどころではありません。

もう海水で泳ぐ感覚なんて全く覚えていませんが、いとも簡単に体が浮くので仰向けになって水の上で浮いていることも簡単です。そのまま寝られそうなくらい。ですが、島の周りは潮の流れが速いらしく、ぼーっと浮いていると砂浜に平行に流されます。はいむるぶしのビーチは周囲で水上バイクを用いたマリン・プレイを行っているため、遊泳可能なエリアはフェンスで区切られていますので、流されてどこかへ行ってしまう心配は無いでしょう。この点は安心。それと島の海はどこもきれいですが、どこで泳いでも平気かと言えばそうでもなく、ハブクラゲやウミヘビといった毒を持つ生物が多くいるところもありますのでむやみに海にはいるのは危険です。このビーチはクラゲの季節には遊泳エリアに防護ネットが張られているので島民も遊びに来るのだそうです。恐らく小浜島でもっとも安全な海水浴場でしょう。

まぁそれにしていい天気。海と空を眺めているだけでも飽きません。昼前まで海に入って泳いでみたり潜ってみたり浮かんでみたり。さすがに疲れてきたので海から上がり、今度はフロントのある建物の脇にある小さなプールへ。

こちらは海と違い真水なのでまた違った感覚。どちらかというと水風呂みたいな感じに思えます。クールダウンには丁度いい感じ。何というかこのホテルの建物の間にあるプールっていうのが、いかにも「リゾート」って感じでいいじゃないですか。入ったときは誰も泳いでいなかったのですが、しばらくすると家族連れがわんさかやってきたのでさっさと退散。時間もお昼ご飯の頃でいいタイミング。

昼食はプール脇のレストランで定番の八重山そばを食べました。三枚肉ももちろん入っています。こちらのそばはどこで食べてもおいしい。スープがいいんですよね。どちらかといえばラーメンに近い感じでしょうか。麺はそばにしては太めなのが特徴でしょう。

昼食後部屋に戻り洗濯。荷物を減らすために着替えは最低限しかもっていませんから、数日おきの洗濯は必須。でも洗濯機があるから楽勝です。海外出張の時は風呂場で洗濯していましたから。洗濯物は一晩干しておけばほとんど乾きます。
沖縄方面の宿は宿泊者が自由に使える洗濯機があるようです。これはこの後泊まった宿にも共通していました。有料か無料かの違いや、洗剤の有無も宿によって違いますので、沖縄方面に長期旅行する方は少し洗剤を持って行くといいと思います。fujaata も若干持って行きました。

疲れたのでちょっと昼寝をしつつ、洗濯物を干し、そしてここに数日滞在した目的の一つである自分の頭の中を整理する作業をやりました。考えたり、ゴロゴロしたりを繰り返していると夕方に。

Kohama207本当は夜まで徹底的に考え続けようと思っていたのですが、どうも行き詰まった感じだし、それになんかもったいない気がしてもう一度島をちょっとだけ走ることにしました。と、窓の外に目をやると晴れているのですが、西表島の方には大きな黒い雲がかかっています。部分的には雨が降っている雰囲気。それでも小浜島には影響が無さそうだったので出かけることにしました。

まずは前日、景色の良さに感激した大岳へ向かいます。が、風が強い。太陽に雲もかかっていて何となく薄暗く、サトウキビがなびく音が響いていてどことなく不気味な感じ。風に乗って雨粒もちょっぴりだけ飛んできます。つちださんが前の晩のコンサートで、天気や季節によって島の風景はがらっと変わると言っていたのを思い出しました。

大岳に着くと、昨日の昼間あんなに観光客でにぎわっていたのに誰もいません。まだ日没までには時間があります。でも何となく落ち着かない天気と人気のなさで妙に不気味な感じです。そういえばハブは暗くなると出てくるなんて話を聞いたような気がします。ちょっとイヤな感じがしたので、大岳の山頂へ続く階段を一気に駆け上がりました。

Kohama208息を切らせて展望台へ駆け上がると、そこには昨日とは全く違う風景がありました。暗い雲に覆われた海はくすんでいて、強風に木がなびいてその音がちょっとした恐怖を感じさせました。決して荒れた天気ではありません。雲の間からは青空が見えるし、部分的には日も当たっています。でも荒れたときの風景を想像させるには十分でした。

Kohama209Kohama210しばらく景色を眺めてから大岳を駆け足で降り、そのまま細崎漁港へ向かいました。雲は厚かったのですが、ちょっとした切れ目から夕日が見られるかも知れないと思ったからです。雲の隙間からたまに日が差すことはありましたが、日没の方向が最も雲が厚いところになっていました。細崎の港から見える海も昨日より波が立っていて、さほど荒れているわけでは無いのに穏やかとは言えない表情になっていました。とても午前中泳いでいた海と同じには見えません。

Kohama211日没時間になったのではいむるぶしへ戻ることにしました。完全に日が落ちれば昨日のように真っ暗な中を走らなくてはいけませんから多少急ぎます。帰りは細崎港からはいむるぶしまで、島の南側の海岸近くの道を通って帰りました。きれいな舗装道路ですが、あまり観光客は通らない道だと思います。ひたすらサトウキビ畑を貫く 6 ~ 7km くらいと思われる道を 10 数分ですっ飛ばして帰りました。どう考えても地元の軽トラックより速い。でも住民に迷惑を掛けるのは不本意ですから、むやみに飛ばすのは考え物。fujaata も飛ばすのは見通しが良く、誰もいないことが確認できているときだけです。

夕食ははいむるぶしで初日と同様にバイキング。さすがにお腹が空いていたのでたらふく食べました。しかし、美味しいものを食べるのはやっぱり幸せ。この日もデザートまで目一杯食べたのでした。

食後はもちろんつちださんのコンサート。今日はさらに人が集まっているように思いました。この日は前の方のお客さんのノリが良かったのか、前半のトークは長めに島やはいむるぶしの話。南方の島の夜といえばヤモリがつきもの。客室のヤモリの出現確率は約 30% くらいだそうです。ヤモリは人に危害を加えることは無いのですが、ホテルのフロントには苦情が絶えないそうです。そのたびにスタッフが捕虫網を持って部屋を駆け回るものの、捕獲できたためしが無いとか。そういうもんだと思っておとなしく諦めて下さいねとのこと。そんなトーク中にステージ背後のガラス窓に 2 匹のヤモリが出現。客席は大盛り上がり。つちださんからはヤモリが見えず、何故客席が盛り上がっているかわからずステージ続行。これはタイムリーだったし笑えました。今日の MVP はヤモリーズですな。

小浜島の島民は住民登録されている人数で 450 人、実際には 650 人くらいが住んでいるそうです。この島に(リゾートを除き)民宿は 8 軒あるそうですが、うち稼働しているのは 4 軒程度。売店が 2 軒ほど。そして飲食店が数軒あるそうです。「島には充分すぎるくらいの店がある」「こんなに店があって成り立つのかと思うんですが、観光客相手で結構何とかなっている」とのことでした。やはり基本的には観光産業の島ではないのです。我々観光客からすれば「何もない」のですが、島の住民にとっては生活に充分な環境だというわけです。リゾートで働く人は多くは島外からの移住者ですので、元からの島の人達は農業や漁業で生活を営んでいることがこの話からもわかります。沖縄地方、特に八重山諸島は今、空前の観光ブームと言われています。小浜島はちゅらさんのヒットもあってここしばらくかつて無いほどの観光客が押し寄せているはずです。それに乗って一儲けということもできるでしょうが、ブームが去った後どうなるかは難しいところです。観光に偏りすぎず、リゾートに寄りかかりすぎないというのがこの島の人達の選択と言えるでしょう。考えてみれば 28 年も昔からリゾートがあったわけで、観光産業に力を入れていればもっと観光客相手の商売が存在しているはずです。

Kohama212今日のコンサートもたくさんのお客さんがいました。三日間聴かせてもらったし、昼間に売店でつちださんの CD を買っておいたので、終演後に記念にサインをもらいました。書いてもらった言葉は「三拝云(ミーハイユー)」。島の言葉で「ありがとう」の意味です。三回拝んで云うのがありがとうってことです。良い言葉だと思います。

風呂の後、はいむるぶし内のバーへ小浜島打ち上げに行きました。軽く泡盛をロックで 3 杯ほど。スタッフのお兄さんが泡盛大好きでいろいろ説明してくれました。静岡で飲める泡盛は種類も限られていますが、本当にたくさんの種類があります。
お兄さんは岐阜の出身の方でしたが、ここでの仕事を楽しんでいるようです。ですが、やはり台風 13 号は恐ろしかったとのこと。本当に「これで死ぬかも知れない」と思ったそうです。それでも島は良いところだそう。今の八重山ブームが去った後、リゾートとしてどうやって生き残るかなんて話で盛り上がりました。どうするかは難しい話だけど、自分達に近い世代の若いスタッフが仕事の将来を真剣に考えているのはいいなぁと思いました。
それから、お兄さんの話によれば ANA の各地から石垣島への直行便が 2006 年 11 月 1 日より無くなるとのこと。だとするとあの窓からの景色も、もう楽しめなくなってしまいます。そう言う意味でも今回の旅行とその経路は本当に良いタイミングと選択でした。

小浜島最後の晩、ちょっと良い夜を過ごすことができました。

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小浜島サイクリングの一日

Kohama101Kohama10210 月 9 日。2 日目は持ち込んだ Air Glide で島内を一日走って回りました。小さな島ですがそれなりに起伏があって走っていて楽しく、快調に走り回ることが出来ました。レンタサイクルももちろんありますが、ママチャリで隅々まで走り回るのは結構きついかも知れません。それでも結構な数の観光客がレンタサイクルで走っていました。自転車がキツイ方はレンタル・バイクもレンタカーもあります。外は真夏と一緒ですからレンタカーで回る人も多かったように思います。

Kohama103最初は大岳 (と書いて「うふだき」と読む) へ。しかしいきなり道を間違えたらしく小浜小中学校へ。こじんまりしているけど恐らく島で一番立派な建物でしょう。休日だったので生徒さんはいませんでしたが、雰囲気が良さそうな学校でした。体育館は新築しているらしく外装工事が行われていました。

Kohama104Kohama105Kohama106Kohama108Kohama109ルート修正して大岳を目指します。わずか標高 99.2m ですが、島でもっとも高い山です。さすがに自転車では上れず、200 段以上ある急な階段を上って山頂の見晴らし台へ。この階段、想像以上に傾斜が急で、日頃階段をあまり上っていないと意外ときついと思います。fujaata は会社で自分の事務所がある 5F まで日々一段飛ばしで駆け上がっている (本当は御法度) 成果が出たか、そんなに苦労しませんでしたが。面白いのはちいさな子供の方が大人よりよっぽど登るのが早い。子供に置いていかれるお父さん、お母さんが少なからずいました。

Kohama110Kohama111大岳の眺めは素晴らしい。前にも書きましたが小浜島は八重山諸島の中心に位置しているので、島が一望できるだけでなく近隣の島まで見渡すことができます。どっちを向いても素晴らしい眺めが待っています。天候もこれ以上の条件は無いというくらいの絶好の条件ですから、海も空も本当にきれい。急ぐ必要はまるでありませんから、しばらく居座ってのんびり景色を眺めること 1 時間弱。途中団体の観光客がやってきて、ガイドのおじちゃんが周囲の風景について説明してくれるのを便乗して聞くことが出来たのもラッキー。とにかくこの眺めを文章化するのは不可能。

Kohama112Kohama113Kohama115Kohama114Kohama116Kohama117Kohama118大岳の次はアヤカ崎方面へ。というか単に行けるところまで行ってみただけですが、一面に広がる牧草地とトウキビ畑が何とも島らしい感じです。ここからちょっと引き返してちゅらさん展望台へ。要するにあの木を見るための展望台ですね。あの木というのはドラマちゅらさんで和也君の木という設定になっているものです。この木は私有地の奥にあるので、一般には立ち入り出来ないのです。遠くにぼつんと生えていて、見落としてしまいそうです。しかしまぁ、ドラマのスタッフもよくこんなところの木を見つけたものです。ロケハンも大変ですね。名前がちゅらさん展望台というだけあって、この展望台はちゅらさんの碑もあります。ちゅらさんファンは是非とも抑えておきたい場所かも知れません。ちなみにここ、四等三角点もありました。

Kohama107島内を走っていると所々にお墓があります。こちらのお墓は本州でよく見かける角張った墓石が立っているものでは無く、天井がドーム型の石棺のような形をしています。そして石棺の前には 3 畳ほどの敷地が確保されています。つちださんの説明によれば、この敷地は年に一度故人の前で親戚一同集まって酒盛りをする場所なんだそうです。本州だと墓の前には花や供物を供え、線香を捧げるというのが普通だと思いますが、こちらの人は墓の前で宴会をやってしまうというのが面白いところです。皆が元気に騒いでいる姿を墓に入っている人に見せるのが供養になるという考えのようです。あるいは年に一度は故人と一緒に楽しく酒盛りをしようということかも知れません。

Kohama119Kohama120この後は集落へ。集落は昔ながらの石瓦の建物も多数残っていて、それを見るとやはり独特の雰囲気があっていいものです。各家にはお約束のシーサーもあります。が、それが無ければ普通の住宅街です。その辺の地方都市のちょっと古めの町並み。東京の多摩地区にもかつてこんな場所があったように思います。せっかくなので集落の道を隅々まで走りましたが、そんなに複雑な道では無いのに何故か思うように思う場所へ行けません。建物や路地の雰囲気が集落内で大きく違わないからでしょう。

Kohama121Kohama122Kohama123そしてこの集落にはドラマちゅらさんで「こはぐら荘」という民宿として設定された民家があります。実際に現在も住居として使われている建物ですが、本当に集落内の一軒の民家です。住んでいる方もまさか自宅が観光名所になってしまうとは思わなかったでしょう。毎日観光客がたくさん集まってちょと気の毒かとも思いますが、家の前や公民館前に町が建てた看板にもしっかり書かれていますから、快く現実を受け入れてくれているのでしょう。

昼食、というか食事が出来るところは(気がついた限り)集落に 3 ヶ所しかありません。しかも一軒は今月は長期休暇中。必然的に二択となります。他は島内のリゾート施設のレストランしか無いようです。もちろんコンビニは無し。つまりコンビニ弁当も手に入りません。この食事環境の乏しさが唯一この島の辛いところ。
今回は「シーサイド」(丘の上なのに...) でソーキそばにライスを付けて食べました。これで 600 円というのは安い。実は他のメニューも軒並み 500 ~ 600 円でリーズナブル。しかも美味しい。

Kohama124ところで観光地と言えば、自販機の缶飲料の値段は若干高めに設定されている印象は無いでしょうか?! そう思って自販機を見てみると...何と本州の街中の自販機より安く設定されています。小浜島だけでなく、この後行く島でも本州より若干安めか同程度でした。これはちょっとびっくりしました。

Kohama125Kohama126Kohama127Kohama128Kohama129Kohama130昼食後は細崎漁港を目指します。道はアップダウンがかなりあるものの、道幅が広くてほとんどストレートに近い状態でとても走りやすい。坂はかなりきつめですが、下りは気持ちよく走り抜けることができます。
細崎漁港は、人を運ぶ定期船が着く小浜港とは島の反対側にあります。ここもちゅらさんの撮影で使われて有名になったところ。恵里ぃが堤防の上を走って「結婚しようねぇ~」と叫ぶシーンのロケ地です。堤防の上を歩くと海が本当にきれいなのがわかります。びっくりするくらい。

しかしまぁ、祝日(体育の日) ということもあってあまり人を見かけません。島民も天気が良いので恐らく船で石垣島に買い出しにでも行っているのでしょう。滞在しているのもリゾートですから、宿泊者はたくさんいても客同士の接点はありません。事務的な会話以外は一切他人と話しをする機会もなく過ごすというのは、慣れないと結構しんどいものがあります。どこか喫茶店で休もうにもそんなモノはありません。観光地なのかも知れませんが観光客相手で生計を立てている場所ではないので、本当に知らない町をポツンと旅しているだけです。観光地といえばよくありがちな土産物屋も見あたりません。いや、全く無いわけではないのですが、それは島民の生活物資を売っているお店にちょっぴり土産物らしきモノが一緒に置かれている程度。ちゃらさん饅頭も小浜島煎餅もサトウキビ・サブレもありません。
ま、こういう経験も滅多に出来ませんからそれはそれで良い経験ですが、半分「やっちまった」と(このときは)思ったのも事実です。何も知らないこの時は、本当に「ちゅらさん」と「サトウキビ」と「リゾート」しか無い島だと思いました。

Kohama131Kohama132細崎から集落へ戻る途中の景色でマングローブ林を見ました。こんどはシュガー・ロードを走って小浜港へ。シュガー・ロードは名前の通りサトウキビ畑を貫く本当に一直線の道。ここも気持ちよく走れます。そしてやはりちゅらさんのロケ地としても有名。

Kohama133Kohama134Kohama135Kohama136小浜港へ着くと、丁度前日に fujaata が乗ってきた船が着いたところでした。この船にたくさんの生活物資が詰まれているらしく、島の人たちが自家用軽トラックで多数乗り付けていました。細崎の景色も素晴らしかったけれど、こちらの景色もまた素晴らしい。どちらも海が本当に青い。浮き桟橋は新しく、港の周辺も公園が整備され船の待合所も新しい。待合所は「ちゅらさんばし - 旅ぬくろい」という愛称が付けられています。「旅 - ぬかろい」ではなく「旅ぬ - かろい」と区切るそうです。意味は後ほど。しかし「ちゅらさんばし」ってダジャレっぽいっていうかやっぱりベタベタなネーミング。でも意味は「美しい(ちゅら)桟橋」だから真面目に考えても外れたネーミングでは無いですね。

Kohama140Kohama137Kohama138Kohama139しばらく港近辺で写真を撮りのんびりして、再びはいむるぶしへ戻ると 17 時前。そのまま今日も園内を回りました。部屋に戻ると窓から見える夕日が美しい!!

Kohama141この日ははいむるぶしの外で夕食を食べようと思い 18 時近くに再び自転車で集落へ。ところがちょっと早かったのか、目指したお店は準備中。19 時開店だろうと思い、またはいむるぶしへ戻り 19 時近くにまた出発。お店へ行くとお客さんらしき方が店の前にいたので様子を聞いてみると、どうも予約でかなり埋まっている様子。店に入り一人夕食だけ食べられないか聞いてみると、案の定 NG とのこと。こうなると小浜島では食べるものを入手するのも困難です。はいむるぶしも夕食は事前予約が必要ですからすでに間に合いません。仕方なく昼食を食べたシーサイドへ寄ってみると、こちらでは食べることが出来ました。晩御飯には豆腐チャンプルー定食を食べました。550 円、安い。それにしても一歩間違えると食事にすらありつけないこの環境に、さらに寂しさを感じるのでした。

無事食事にありつけて集落からはいむるぶしに戻るべく自転車を走らせると、自転車のランプも役に立たないくらい真っ暗闇。普段、街灯がある生活をしているので新鮮だったのと一方では恐怖を感じました。でも星はきれい。普段の生活では体験できないような光景です。自転車のランプのわずかな光を頼りにはいむるぶしへ向かいますが、見えるのは本当にライトの当たる数 m 先だけ。道を何度か行き過ぎたりしながら何とか戻れました。小さな島ですし道は限られているので、方角さえ間違っていなければ最悪歩けば必ず帰れますが、甘く見るのは危険です。

そうそう、暗いのは電気が来ていないわけでは無く単に街灯が無いだけです。島の人は集落内で生活していますから、その範囲にはもちろん街灯はあります。ところで島のライフラインはどうなっっているかですが、聞いたところによると電気は石垣島から竹富島を経由して海底ケーブルで送電されているそうです。もちろん電話も。最近は Internet 回線も来ているようです。電気はかつては一系統で送られてきており、そこに障害が出ると全島停電を余儀なくされたようですが、最近は二系統で送られてきているとのこと。水道は西表島からやはり海底にパイプを通して送水しているようです。ガスは聞きませんでしたが多分プロパンでは無いかと思います。携帯電話は大岳にアンテナが立っていましたし、少なくとも手元の DoCoMo 携帯の電波状態の表示は良好です。周りの様子から au も大丈夫でしょう。Softbank Mobile も大丈夫だと思いますが不明。PHS はアンテナが無いとのこと。なので仕事から逃れて島に雲隠れ、とはいかないようです。

はいむるぶしに戻り、さっそくつちださんのコンサートへ。昨日と宿泊客がだいぶ入れ替わっているらしく前日とはお客さんの顔ぶれは違うようでしたが、人数は増えていたように思います。

今日のトークはサトウキビの収穫について。小浜島はリゾートがあってちゅらさんで有名になってさぞ観光で成り立っていると思われがちですが、実態は違っていて島人の多くは農業や漁業で生計を立てています。代表的な農作物といえばやはりサトウキビ。例年 1 月から 3 月の間がサトウキビの収穫時期ですが、島でキビ栽培に従事しているのはおじい、おばあなので、キビ刈りの重労働をすべてこなすことができません。なのでキビ刈りは島民挙げての作業になるそうです。そしてこの時期、食事と寝床付きでキビ刈りのボランティアも募っているそうです。結構はまる人がいて毎年来る人もいるとのことです。夏の観光も良いですが、本当に島の姿を知りたければこういう体験も良いかも知れません。

つちださん「次に来るときは一週間滞在してください」と言っていました。(観光で成り立っている島では無いので)あまり島人との接点はないかもしれないけれど、一週間も島をうろうろしていればイヤでも顔を覚えてくれるし、そうなったら話もできるから島の良さがもっとわかってもらえるとのことでした。そうかも知れません。何故か何となく気が楽になった気がしました。

そして話題は島の学校について。島には小浜小・中学校がありますが、高校はありません。八重山諸島には石垣島に県立高校が 3 校あるだけだそうです。中学を卒業し、高校に進学すると全員石垣島で下宿生活を送るそうです。石垣島まで船で片道 30 分ですから通えないこともないような気がするのですが、海が時化れば船は出ないし何より危険。なので島を出ざるを得ないことになります。そして石垣島の 3 つの高校の一つが八重山商業高校。ここには八重山諸島出身の生徒しかいません。島の子供の数は知れています。それだけに島の学校に通う生徒は自分の子供と一緒。その子供が甲子園に行ってしまったわけです。大騒ぎにならない方がおかしいってもんです。こういう感覚はあまり都会では感じられませんが、何となく彼らが熱狂する理由がわかるような気がします。これで八重山商業高校出身の選手がプロ入りでもした日には、さらに大騒ぎなんでしょう。石垣の運ちゃんも「プロに入って欲しい」って言ってましたっけ。

コンサート、昨日と客層が違うためか同じ曲でもお客さんのノリが全然違います。でも全く不自然では無いのがいいなぁと思いました。最近は「この曲のノリはこうでなくちゃいけない」という雰囲気のコンサートが多いような気がするので。
つちださんのオリジナル曲に「タビスカロイ」という曲があります。個人的には結構印象に残った曲です。この「タビスカロイ」というのは「旅す(る) - 幸い」のことで、島を出て行く旅人の道中の幸せ(無事)を願う、島の女性のの祈りのことだそうです。小浜港の待合所「旅ぬかろい」も同じ意味だそうです。以上受け売りコーナーでした。

沖縄地方はの言葉は接続助詞の母音の e と o がそれぞれ i と u に変化するようです。なので「旅ぬかろい」は「旅のかろい」となるのは納得です。

Kohama142この日は夜も雲がほとんど無くきれいな星空でした。

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小浜島到着

(お知らせ: Fujaata World の写真はクリックすると若干拡大表示されます。)

Kohama011やって来ました小浜島。NHK の朝ドラ「ちゅらさん」で一躍有名になったあの島です。小浜港に着くと宿の送迎バスが待っています。滞在するのは「はいむるぶし」。いわゆるリゾート施設です。今どき、普通こういうところには家族だとか友人とかカップルだとかで来るのであって、一人で滞在するのはまれでしょう。その通り一人で来ているのは多分恐らく絶対 fujaata のみ。が、はいむるぶしはキッチンこそ無いものの完全に玄関から部屋が独立しており、独り身を置いてリフレッシュする目的にも合うようになっています。もっとも今日は暦も休日、周りはみんな家族かカップルですから多少肩身が狭かったりもします。それでもドラマ「結婚できない男」の桑野信介気分を味わうにはもってこいの環境でしょう。(涙)

はいむるぶしは 28 年まえに作られた施設で、日本のリゾート施設のはしりと言われています。欧米型の長期滞在型の施設として作られたものです。計画は fujaata が生まれた頃からあったようで、当時国内でこのような施設自体が皆無であり、恐らく八重山諸島への観光すら一般的ではなかったと思われます。開設当時は小浜島の 1/5 を占める面積をもっていたようですが、最近は南西楽園(=ユニマット)にかなりの面積を売却し、隣で大部分の面積を占めるゴルフ場と新しいリゾート施設をオープンさせています。

しばらく前まで、はいむるぶしでは短期滞在となる八重山諸島巡りのツアー客を受け入れていなかったようですが、バブル期以降は短期滞在のツアー客も受け入れています。このため当初の「長期滞在型リゾート」という趣旨から「観光ホテル」という要素が強くなっているように思われます。このあたりは八重山周辺の宿泊事情とも関係があるようです。それは石垣島以外に団体ツアー客が宿泊できるホテルが無いということ。唯一小浜島にははいむるぶしと南西楽園のリゾート施設があり、しかも小浜島は八重山のへそといわれており離島巡りの立地条件としても適しているからです。基本的にはそれ以外の八重山各島に滞在するとすれば宿泊先今でも民宿がその中心、というかそれしかありません。

それにしても 28 年前、こんなところに長期滞在型リゾートを作るという発想はあまり無かったのでは無いかと思います。ちょっと時期尚早だったかもしれませんが、30 年近く経った今も存在していることを考えれば目の付け所は良かったのかも知れません。しかし未だ日本では欧米のように数週間から 1 ヶ月の休暇を取ることは一般的ではありませんし、この施設も当初の設立主旨からは若干外れた運営になっているようにも思われます。本来期待されていた「リゾート」というものが、日本ではまだまだ一般には縁遠いものなのでしょう。

ということで話を戻すと、繰り返しになりますが元々は長期滞在でのんびりリフレッシュすることを目的とした場所ですから、fujaata のような目的にはまさにぴったりのはず...。(^^;;

小浜島は小さい島です。観光だけなら一泊もすれば充分でしょう。観光名所を見て回るだけなら午前中に小浜港に入って夕方別の島へ移動しても良いかも知れません。ですが、今回ここに 3 泊もするのです。一つにはたまには思いっきりのんびりして贅沢をしてみるのも良いかと思ったこと、もう一つはいつもの場所から離れて一人でゆっくり考える時間と場所が欲しかったということ。今回の休暇制度は「ライフ・サイクル休暇」と名付けられているので、そういう意味では制度の意図するところに合致していますね。あ、これって会社の思うツボですかね?!

Kohama012Kohama013Kohama01416 時にはチェックインを済ませ、部屋に入ることが出来ました。何ら着いてからの計画を考えていなかったので、荷物を広げ案内図を見ながらはいむるぶしの全体像を把握。自転車を組み立て、試運転がてら園内を一巡りすることにしました。夕暮れ間近、気温も下がってきて風もいい感じで吹いており気持ちいい。園内各所で写真を撮り歩きました。しかし景色は本当にきれい。離島に来たなぁと改めて感じました。

Kohama015Kohama016Kohama017Kohama018Kohama019Kohama020Kohama021Kohama022Kohama023Kohama024浜松、というか本州からはさらに西に来ていますから、日没時刻も遅め。この時期は大体 18:30 頃です。fujaata の部屋も西向きの海がきれいに見える場所ですが、園内のその名もずばり「サンセット広場」で夕日を眺めることしばし。なんですか、もう、別世界です。これが会社から見える夕日と同じものだとはどうにも思えず。こりゃ、帰るのイヤになるってもんです。ちなみにはいむるぶしの客室は、全室海が見えるように設計されているようです。夕陽でで照らされたコバルト・ブルーの海が何とも言えぬ深い色に変わるのも素晴らしい。

Kohama025Kohama026Kohama027夕食ははいむるぶし内のレストランで沖縄料理のバイキングにしました。一応リゾートのレストランなので家庭料理のそれとは違いますが、沖縄料理は本当に美味しい。薄味だけど出汁が効いているし、沖縄食材そのものが味がしっかりしています。最近以前ほど食べられなくなっているのですが、一口ずついろんなものを頂きました。じーまみー豆腐美味しかったなぁ。最後はやっぱり紅芋アイスですね。

食後、ロビーではつちだきくおさんのコンサートが開かれていました。歌はフォーク系で上手い! フォーク系の人って今はあまりメジャーなイメージでは無いかも知れませんが、一般的に実力のある人が多いように思います。歌も上手いけど喋りも上手い。途中から聴いたのですが本当に楽しめました。

つちださんは小浜島に 18 年住んでいるそうです。歌っているのは主に八重山を題材にしたオリジナル曲や八重山地方の民謡。単にその辺の歌手が土地の歌を歌っているのではなく、そこに住んで歌を作り、あるいは土地の歌を歌うというのは出音に説得力があるように思います。そしてトークでも一見さんの観光客ではわからない島の生活や文化について、面白く語ってくれるのでした。一人でも多くの「八重山病患者」を増やすのが彼のコンサートの目的、コンサートは八重山病患者総決起集会という位置づけ(?!)です。

今日の天気は島民のつちださんをして絶好の条件だそうです。翌日には風もやんで最高の条件になるだろうとのことでした。本当に良いタイミングで来ることができたようです。台風を持ち出すまでもありませんが、荒れるときは本当に厳しい環境になるとのことでした。天気一つで島に来た旅人の印象が大きく変わるというのはわかるような気がします。石垣島のタクシーの運ちゃんも言っていた台風 13 号の時は小浜島近辺は風速 70m/s 近くの風が吹き荒れた(西表島の観測所で瞬間 69.9 m/s の史上最強の風速を記録している)そうです。全く想像が出来ません。
つちださんのコンサート、結局滞在中毎晩通い続けたのでした。

夜になると外はかなり涼しく過ごしやすくなります。夜はもうすっかり秋の雰囲気ですね。夕方までは蝉の大合唱でしたが、夜は秋の虫の大合唱。よく晴れているので月も星もきれいでした。風呂は各部屋にもユニット・バスがありますが、離れにある大浴場へ。久しぶりの大きな風呂がまた気持ちよかった。こうして旅行一日目が無事終わったのでした。

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