« 航空機輪行の旅 | トップページ | 小浜島到着 »

いざ八重山諸島へ

Entetsu_110 月 8 日。何とか朝 6 時過ぎに起きて残り物で朝食。部屋の片づけを済ませて遠州鉄道で新浜松駅へ。自宅から浜松駅までは約 4km なので浜松駅まで自転車に乗っても良かったのですが、時間ギリギリで慣れない輪行作業(=自転車の分解/組み立て)でしくじってバスに乗れないという事態を避けたかったので、前日の内に自転車は輪行袋に詰めておきました。ここは素直に公共交通機関を利用です。

E_wing_1Centrair_18:05 浜松駅バス・ターミナル発の中部国際空港(=セントレア)行きのバス e-wing で空港へ向けて出発。風がやや強いとはいえ絶好の行楽日和。多少バスの中で寝ようと思ったもののこれから先のワクワク感からか、いつもならすぐにぐっすりなのに何故かあまり寝られず。こうなると子供と一緒。途中若干の渋滞があったものの予定通り 10:10 頃空港に到着。チケットの発券を済ませ、自転車と荷物をカウンターに預けると 10:30。今回は全て ANA のインターネット予約でチケットを取りましたから、空港でチケットを発券するまでは手元にチケットはありません。クレジット・カードがチケットそのものになるわけで、これも初めての経験。

Centrair01_1時間があるので 2 ヶ月半ぶりのセントレア散策をすることにしました。折しもセントレアが玄関口となる鈴鹿サーキットでは F1 GP が開催されており、それにあわせたマシンの展示やパブリック・ビューイングの会場が設けられていました。

Air_1滑走路が見渡せるスカイ・デッキへ出てみると、立っているのも厳しいくらいの強風が吹き荒れていました。10月といえど台風シーズン終盤戦。台風が来ないことを祈っていたのですが、前の週に2つの台風が発生。下手をすると直撃を食らうかもしれないと危惧していました。が、結果的には大きく東側へ逸れ今回の旅行には影響が無かったどころか絶好の旅行日和となりました。強風はこの台風の影響によるもの。北陸は大雨、東日本の各地の沿岸では船が座礁したり行方不明になるなど喜んでばかりはいられない状態にあるのも事実です。fujaata にとっては幸運なことに天候に恵まれた形になりました。おそらく期間中はかなり条件が良いと思われます。この風の中しばらく飛行機を見て回り、自分が搭乗予定の機体も外からチェック。丁度荷物を積み込んでいるところでしたので、もしかするとこのタイミングで Air Glide も積み込まれていたのかもしれません。

ショッピング・モールで機内での昼食にと湯葉巻きのあなご太巻きを買いました。お安くコンビニおにぎりでも良かったのですが、旅行に出たときくらい普段食べない物を食べようということで。これからたらふく現地の食事を楽しむつもりですけどね。

Robot_1I_unit_12000gt_1セントレア内ではトヨタの出展によるロボットと車の簡単な展示もありました。ロボットは昨年の愛知万博で出展されていた i-unit と管楽器の演奏ロボットが展示されていました。デモもあるようでしたが搭乗時刻が迫っていたのでさっさと退散し検査場へ。

Gate_111:40 の出発直前に搭乗、これは計画通りでしたが行楽シーズンとあって客席は満席。実はマイレージが貯まっていたので今回の旅行は無料航空券で行こうと思っていたのですが、発売日の朝一で申し込んだもののすでに枠が埋まってしまい取れませんでした。この時期は繁忙期と言うわけではないようですが、それなりの搭乗率になるようです。なので予約の時点で混雑が見えていたので、旅割のチケットが確保できた段階で座席指定も済ませておきました。短時間なのでトイレの出入りを気にすることも無いので、せっかくですから景色が楽しめる方が良いに決まっています。進行方向右側窓際の席を確保しておきました。石垣行きは右側の方が景色を楽しめるようです。気をつけたいのは窓際なら何でも OK ではありません。翼の位置には要注意。機体は B-737-500 (Super Dolphin)、中型のジェット機ですから視界が翼の影響を受ける席は多く、適当に決めてしまうと窓の外は翼だけってことになりかねません。

Ago_1かなりの強風だったので相当揺れることを覚悟していましたが、思ったほどではなく無事離陸。常滑湾から南西へ向かい紀伊半島の南端、英虞湾上空を通過し一路八重山諸島を目指します。眼下の雲は強風でかなりの速さで流れていくのがわかります。紀伊半島の山には雲が集まっています。これを見ると紀伊山脈が雲の流れを変えているのがよくわかります。延長線上の浜松に雨や台風の影響が少ないのは、やはりこのせいなんでしょう。

機内はほとんどが観光客。土曜を入れて三連休の中日なのに子連れ、家族連れが結構いますから、皆さん休暇を取って長期滞在するのでしょうか。そういえば国内線に乗るのは本当に久しぶり。前回乗ったのは就職前に福岡から東京の実家に一時戻ったときですから 7 年半ぶりです。この間になんだかんだ言って海外へ 5 回も行ったんですね。それなのに今まで国内は本州以外に九州だけしか行ったことが無いんです。北海道も四国も未踏の地。それでも本州は出張等で何だかんだだいぶ回っているので、行っていない県の方が少ないとは思います。

Anago_1Amami_1空港で買った太巻きを食べ、しばらくすると右手奥に屋久島が。さらにしばらくすると奄美大島の真上を通過。あと 1 時間足らずで石垣空港に着きます。飛行時間は 2 時間 35 分ですが、考えてみたら韓国よりかなり遠い地です。

ここまでこの記事は機内で書いています。今回は自転車を持っているので荷物を増やせないのでパソコンは持ってきませんでした。使っているのは古い PDA 端末の SigmarionII です。本当は携帯をつないでメールくらい読もうと思ったのですが、事前に端末の設定をしている暇がありませんでした。うまく行けば繋ぐことができますが、多分ダメでしょう。パソコンを持っていないということは、デジカメのデータをバックアップ出来ないことを意味します。バックアップ出来ないので写真はメモリ容量の許す限りしか撮影できません。ありったけのフラッシュ・メモリを持ってきたので、恐らく足りなくなることは無いでしょうが、ちょっと心配ではあります。夏休みに秋葉原でもう一枚 2GB くらいのカードを買っておけばよかったかな。

Ishigaki1そうこうしているうちに八重山諸島上空に到達。眼下には珊瑚礁に囲まれた石垣島が見えています。石垣島北部上空を横断し西側へ。反対側の窓からは観光名所川平湾が見えますが、しばらくするとこちら側の窓には西表島、竹富島、小浜島が見えてきます。飛行機のくすんだ窓からでもその美しさがわかります。海が青い。青は青でもコバルトの青。本当にこんな色なんですね。大きく旋回して南側から石垣空港に着陸です。石垣空港は滑走路が短く、着陸後も一気に逆噴射で急停止状態。滑走路が短いことで大きな飛行機が使えず、人も積み荷も制限されるのが日常的だそうです。どうやら石垣新空港の建設計画が決定されたようなので将来的には改善されるのでしょう。

Ishigaki2さてさてやってきました石垣島。低気圧の通過後で風はやはり強い。それに案の定暑い。すっかり夏に戻った気分です。暑さも本当に刺すような感じの暑さ。かつて福岡に住んでいたときも似たような暑さを感じたことがあります。東京と気温はさほど変わらないんですけどね。これは対策なしでは確実にやけどに近い日焼けになります。

小浜島へは船しか移動手段がありませんから、石垣空港から離島桟橋へ移動する必要があります。数キロの距離しか無いはずなので、自転車を組み立てて走っても良いのですが、また桟橋でバラして積み込むのは一苦労なので素直にタクシーを使いました。バス便があるかと思いきや、その場で見た限り交通手段はタクシーのみです。しかし初乗りが 390 円とリーズナブルなため、桟橋まで 810 円で済みました。愛想の良い運転手さんと会話しながら港を目指します。今年は例年になく大きな台風(13 号)に見舞われ、未だに復旧していないところもあるそうです。コンクリートの電柱が 160 本も折れたんだそうです。石垣島も市内なら浜松の町中とさほど変わらない感じ。のどかで良いのですが、やはり台風は怖いですね。運転手さんも「台風さえなければ良いところなんだけどねぇ」と言っていました。台風 13 号は各地で大きな被害を出しましたが、本州にいると石垣島でこんなにも電柱が倒れ、大部分の復旧に 10 日もかかったなんて話は入って来ません。入って来たのは宮崎で特急電車が飛ばされたことくらい。こんなに情報化が進んだ世の中なのに、まだまだ入ってくる情報には偏りがあります。同じような状態が本州で起きたら、もしかしたら激甚災害指定を受けたかも知れません。そこまで行かなくとも自衛隊が出動して大騒ぎになっていたことでしょう。島の人が「忘れられた存在だから」と自嘲気味に話すのも無理はありません。

そして話題は八重山商業高校の甲子園出場。八重山諸島全体が大フィーバーだったようで、運転手さんも未だ興奮冷めやらずといった口調でした。この件は後日別途耳にすることになり、ここまで興奮する理由をその後実感することになったのでした。
ちなみに後で聞いたところバス便はやはりあるそうです。が、今回はタクシーを使ったことで一便早い船に乗ることができましたから良しとします。

Ishigaki_sanbashi程なく離島桟橋に到着。桟橋で小浜島への乗船券を購入、1,030 円。ついでに小浜島から竹富島への乗船券も購入しておきました、1,000 円。自転車は分解して袋詰めすれば手荷物として無料で運んでもらえますが、そのものの状態で乗せると別途自転車料金が必要です。今回は輪行バッグに詰めてあるので荷物扱いで OK。

Cyura2_01Cyura2_02チケットを買うとタイミング良くすぐに出港時刻となったので船に向かいます。船名は「ちゅらさん 2 号」。もうベタベタなネーミングです。見た限り離島を結ぶ船としては大型な部類と思われます。自転車もそのまま抱えて客室へ持ち込めました。高速船なので小浜島までは 25 分で着いてしまいます。船内では TV 放送で F1 GP の模様が流れていて、丁度 M.シューマッハがまさかのリタイアとなったところ。そしてレースのフィニッシュを迎えたところで小浜港に到着。浜松から無事たどり着くことが出来ました。

|

« 航空機輪行の旅 | トップページ | 小浜島到着 »

コメント

どもども!o氏です!
元気?ここのところとても忙しく、みんなのブログも見られない
まま月日が過ぎてしまいました。。
ひさしぶりに見たらみんな更新されてて、びっくり。

最近仕事がヤ○ハ並み?に忙しいよ~~
なんとかならないかの~
チャリも全然乗れません。


おっ!とうとう行ってきましたね、旅行。
なかなか楽しかった様子、リフレッシュできましたか??
また話を聞かせてください。

こっちは嫁さんもけっこう元気になって普通に暮らしているよ~

また近いうちに会いましょ~~


投稿: o氏 | 2006年11月 2日 (木曜日) 15:07

あ~らま、お久しぶりじゃぁ、あ~りませんか。

そ~なんですよ、旅行、行って参りました。
10 月は出社日数が少なかったので、極力残業は避けて
たったの +5 日分くらいにしておきました。

あ、11 月になっちゃいましたね。
今月は厳しいっすよ、めちゃくちゃ。
先月の 1.5 倍以上の残業間違いなしの状態で、
早速ド頭から東京出張 2 Days でした。(^^ゞ

というわけで、残念ながら旅行記の更新はままならず。
少しずつ更新しますですので、よろしくです。

ちゃりは通勤時にわざと遠回りして 30 分程乗ってます。
それくらいしか乗れません。(泣)

んじゃ、近々宴会やりますかね~。

投稿: fujaata | 2006年11月 4日 (土曜日) 00:47

ん~宴会か~久しぶりですな。
鍋でもいいですな。
ところでDAIちゃんは大丈夫なのか!?
HP見たらすごかったぞ。

もうおぢさんなんだから。。

ところで僕も URL?みたいな物?作ってみました。
一度見てくださいな。

http://minkara.carview.co.jp/userid/148857/car/130793/profile.aspx

ではでは

チャリ乗ってないな~~・・・

投稿: o氏 | 2006年11月 5日 (日曜日) 19:02

そうですねぇ、鍋いいですね。やりますかぁ。
DAI ちゃんはかなり派手にやっちまいましたね。
まぁ、しばらくはちゃりも無理ですなぁ。

紹介ページ見ました!!
おやおや、最近すっかりポロ吉君にはまっているようですね。
いいですねぇ、今度乗せてください。

え、チャリ乗ってないんですか。
そんなこというと DAI ちゃんが「オレにくれ~」って
騒ぎ出しまっせ。

投稿: fujaata | 2006年11月 5日 (日曜日) 21:16

おーい、久しぶりに見にきたら一気に更新されてましたなぁ!!
しかも知らないところでおいらの話題まで・・・。

やっぱ離島はいいねぇ!!
写真見るからにすばらしい。
しかも実際はおそらくもっといいものなのでしょう。
青い海は豪でグレートバリアリーフに行ったときに見たので写真を見ると沖縄もそういう青さなんだろうなぁと想像つきます。
いつか絶対行くぞ俺も!!!
個人的に興味のある離島は西表と波照間島かな。
とおもっていたけど小浜島もかなりいいねぇ!
引き続き旅行記よろしく。

っつーか、これだけの長文、旅行終了まで続けられるかい??
スクロールバーがめっちゃちっこいっす。

投稿: DAI | 2006年11月10日 (金曜日) 22:43

お、久しぶり。
旅行から帰ってきたら、入れ替わりで DAI ちゃん捻挫しちゃったので
すでに 1 ヶ月以上一緒に昼飯食べてないもんね。

いいでしょ、離島!
ま、写真がいいのは撮った人のウデがいいからだけどね~、なんちゃって。
冗談はさておき、本当に素晴らしい景色だよ。
しかも条件は最高だった。
西表も波照間もいいと思うよ。
でも小浜も島々を一望できるっていうのはかなりイイ!!

旅行記、実は先月の内に結構裏で書いているんです。
でも、ちょっとしばらく更新お預け。
ここしばらく大残業大会開催中なのと、来週は出張があるので。
気長にお待ち下さいな。

投稿: fujaata | 2006年11月11日 (土曜日) 00:40

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/29925/12495797

この記事へのトラックバック一覧です: いざ八重山諸島へ:

« 航空機輪行の旅 | トップページ | 小浜島到着 »