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健康診断

初バリウムで大いに盛り上がってしまいましたが、健康診断は胃レントゲンだけではありません。ついでなので勤務先の健康診断についてご紹介です。

先にも書きましたが、勤務先では毎年誕生月にお呼び出しがかかり、社内の施設で健康診断が行われます。検診だけでなく体力測定と健康講話もあり、結果は即日フィードバックされます。結果次第では午後に医師の診察や面談が行われることもあり、このメニューの充実度は世の中の会社のなかでもトップ・クラスではないかと思います。

さて今回の健康診断ですが、fujaata は午前 8 時開始の組に指定されました。9 時スタート組もあるのですが、内容は全く一緒。どちらになるかは人事部が勝手に決めているようです。血液検査があるので前日は午後 8 時以降飲食禁止です。このあたりは常識的かと思いますが、こちらの検診のメニューを考えると後半結構過酷な条件になっていきます。このあたりは後ほど。

その内容ですが、事前に問診票と検査キットの入った封筒が送られてきます。中身は問診票と検尿容器、それからある年齢以上は検便容器が入っています。検体をあらかじめ採取して記入した問診票と共に当日持参します。

当日受付では看護師さんが順番に受ける検査項目の確認と検査用のバーコードを発行してくれます。その後採取してきた検体の提出と採血があります。fujaata は注射が大の苦手。その苦手たるや小中学校時代のインフルエンザの予防接種はことごとくパスしたほど。とにかく根がセンシティブかつデリケートにできていますから、痛い行為は普通の人以上に NG です。TV の医療番組やドラマを見ていてもシーンによってはダメな感じ。というわけで昨年まではこの採血が fujaata にとっては検診中最難関かつ最大のイベントだったわけです。

で、採血が終わるとその後の検診の順序は混雑具合等で多少変わりますが、今回の場合は胸部レントゲン検査でした。そして胃レントゲン検査があって心電図、聴力と続きます。去年までは胃レントゲンと心電図、聴力は対象外だったので一気に増えた感じ。聴力検査は個人的には精密測定をやりたい気分。なんと言ってもある意味商売道具ですからね。聴力の後は視力、その後身長と体重を自動測定器で計測します。検査としてはこの後 PC の問診に従って行う VDT 検診がありますが、質問にタッチ・パネルで答えていく単純なもの。これは精密検査が必要な人は後で医師による検査があります。

最後は看護師による問診と血圧測定で終了。問診はあらかじめ記入した問診票に従って行われます。中身は生活習慣に関するものと、既往症や血縁関係者の罹患状況(主に生活習慣病)に関するものです。fujaata の親族は生活習慣病だとか成人病と呼ばれる類のデパート状態で、毎年チェックリスト全てにチェックが入っています。さすがに毎度看護師さんにビックリされます。それゆえ一応 fujaata は多少なりとも健康状態や生活習慣には気をつけているつもりですけどね。

問診が終われば一通りの検診はとりあえず終了です。ここまで約 1 時間。しかしこの後には体力測定が待っています。前日の夜から飲まず食わずの状態で、しかも空きっ腹にバリウムまで頂戴した状態で体力測定が行われますが、結構ハードな内容です。やることはエアロバイク、前屈、垂直跳び、全身反応速度測定、腹筋、両目閉じ片足立ちです。順序はそのときによって違いますが、大抵はエアロバイクから。しかし、今回はエアロバイクが混んでいたのでいきなり全身反応時間測定を行うことに。

この測定は目の前にあるランプが光ったら電極を仕込んだマットの上で出来るだけ早くジャンプするというもの。既に初バリウムでかなり気持ち悪い状態なのに、いきなり跳躍系の測定です。毎年約 0.3 秒を切るか切らないかという反応速度を出していたのですが、今回は約 10% 反応速度が低下してしまいました。それでも成績としてはかなり良い方ですが何とも残念な感じでスタートです。

続けて垂直跳び、またしても跳躍。瞬発力のテストです。まだ発泡剤の影響が残った腹がぐるぐる言っています。担当のトレーナさんに「大丈夫?! 飛べる?!」と一応訊かれたものの、飛び上がれないほどじゃないのでやることに。これも昨年までは毎年 65cm 前後飛んでいるのですが、結果は 59cm。このところの運動不足が祟っているとはいえ、著しい記録の低下にがっくり。これでも年齢からするとかなり良い成績らしいですがねぇ。

お次はエアロバイクで基礎体力測定です。マシンのプログラムによって測定が進むのですが、これだけはどうやって成績を出しているのかがわかりません。マシンの負荷と心拍数の上がり方で判定しているらしいのですが、fujaata はこの手の運動ではあまり心拍数が上がらないのでひたすらペダルを踏み続けます。人によっては 6 分程度で終わるようですが、fujaata はだいたい 12~13 分くらいこぎ続けます。自転車はお得意なので別に何の苦にもなりませんが、出てくる結果は毎年 40 代前後の成績。ひどいときは 50 代なんていうこともあります。いくら運動不足とはいえこれはあり得ない結果。
過去にトレーナさんと話したところでは、どうも心肺機能の程度によっては正確に測定できないようです。fujaata の安静時の心拍数はおよそ 60 かそれをちょっと下回る程度でこれは低めの数値。どうやら普通の人よりはかなり効率の良い心肺機能をもっている「らしい」です(真偽不明)。ということでこの測定結果はあまり気にせず次へ。

今度は床に座っての前屈。柔軟性のテストです。fujaata は昔から身体が固いので苦手種目の一つ。それでもつま先より 14.5cm 先まで届きました。これはおそらく過去最高の成績。人によってはお腹の脂肪が邪魔で前に行かないなんて言う人もいますが、そういう影響は無かった模様。

のこりは 2 つ。相変わらず胃袋は気持ちが悪いまま。まずは両目閉じ片足立ちです。平衡感覚のテストです。両目を閉じて両手を腰に据え、何秒間片足で立ち続けることが出来るかをはかるものです。これもそんなに苦手な種目ではありませんが、既にかなりゲッソリな状態で、何とか満点となる時間 (2 分程度) をクリア。

最後は腹筋、筋パワーの測定です。入社した頃は自分ができる限界の回数をやるという測定だったのですが、そのご 30 秒間に何回出来るかを測定するように変更されました。今回は何故か 28 回という好成績をマーク。これも過去最高です。

以上で体力測定は終了。どうです、結構過酷じゃありませんか。あとは健康講話の講義を残すのみですが、開始まで多少時間があるので売店へ走って食料調達しました。このあたりの話は前回書いたところです。

食料を詰め込んだところで健康講話です。これは言ってしまえば健康診断の結果を出すまでの時間稼ぎです。しかし毎年テーマを変え、結構掘り下げた内容の話が用意されており、個人的にはなかなか有意義な中身だと感心しています。もちろん「余計なお世話」って思う人もいるでしょうが、多少なりとも日頃から健康と生活習慣を気にかけていると勉強になる話が結構あります。

今回のテーマは高血圧と生活習慣というもの。内容は省きますが高血圧とからめて食生活や運動習慣についての解説がありました。印象に残ったのは筋力の衰えには、身体の部分によって差があるということ。そろそろ黙っていても低下してしまう年齢なので否が応でも気になります。歳を取ると足腰が弱くなると言いますが、一口に足腰といっても弱くなる順序があります。詳しくは省きますが、話に出てきた弱くなりやすい場所を鍛えるには自転車が良いことに改めて気がつきました(講義で自転車がよいという説明はありませんでしたが)。そういえば以前 NHKためしてガッテンでも取り上げられていたのを思い出しました。

講話中、最近話題のメタボリック・シンドロームについても話がありました。詳しくは書きませんが、いわゆる隠れ肥満と生活習慣病との関係が明らかになってきており、次回以降の検診ではこのメタボリック・シンドロームを意識した測定を取り入れていくことを計画しているとのことです。これが導入されると今まで異常なしだった人もそうではなくなる可能性があるとのこと。具体的にはへその上を通る胴回りを測定してある一定以上の値で、かつ血液検査の所定の項目の値がある一定以上の場合に「隠れ肥満」と認定されるようです。この胴回りの基準が男で 85cm 以上ということで、一見ハードルは低そうですがそうでもないとの話。話をしていたのは見た目細めのおじさんですが、彼のズボンのウェスト・サイズは 73cm のものなのに、実際にへその周りを測ったら 81cm あったそうです。ちなみに fujaata のズボンのウェスト・サイズは 82 cm。うぅむ、危険...。

1 時間ほどの講話が終わるといよいよ検診結果の発表です。ここで特に問題が無ければ、別室で検診結果の説明を受けて終わり、晴れて無罪放免です。しかし、検査値に異常があれば昼食後再度問診、場合によっては医師の診察が待っています。そして午後呼び出し組は後日再検査、もしくは病院での精密検査も待っています。それゆえ結果発表は合格発表を見る受験生の気分、天国か地獄かといった心境(?!)です。まずは異常なしの人から名前を呼ばれますから、ここで名前を呼ばれればガッツ・ポーズの一つも出てしまうのはご愛敬。最初から残留組を覚悟している人は別として、ちょっとした緊張感が漂います。

実は昨年 fujaata は予想外の残留組となりました。結果を見ると血糖値がわずかに高めになっていました。親族に糖尿病患者がいますから、日頃から意識していただけにちょっとショックでした。とはいえ医師の診察や精密検査を受けるほどではなく、半年後に血液検査の再検査で事なきを得ました。それゆえ今年も油断はできません。しかもこの数ヶ月引っ越しと大残業大会でほとんど運動をしていません。多少覚悟はしていたのですが、結果はあっさり名前を呼ばれ無罪放免。そもそも勤務先は社員の平均年齢が高めで高齢化が進んでおり、これまでの経験から無罪放免は半分いるかいないか。今回も無事だったのは 1/3 強だったようです。

検診データを前に看護師さんと結果確認。ここでは今回のデータを含め過去 3 年分のデータとの比較を行います。無罪放免となったものの、コレステロール値が若干高め。やはり運動不足は否定できません。体重と体脂肪率に変化はありませんから、ここしばらくの影響が確実に出ています。指摘されたのはこれだけですが、ついでに血中糖の値に目をやると HbA1c の値が上昇傾向。個人的にはこれが気になります。多くの人は血糖値を気にすると思いますが、血糖値は体調によって一時的に上がることもあります。しかし HbA1c の値は過去 2 ヶ月程度の平均血糖値の影響が現れます。なのでこの値が正常値であっても過去のデータと比べて上昇傾向にあるのは危険な兆候。やはり運動不足は確実にデータに出ています。そろそろ生活習慣を改善しなくてはいけませんね。

これで今回の検診は終了。最近、現行の健康診断の内容には病気の早期発見の効果は期待できないという研究報告もあるようですが、自分の健康状態を気にするきっかけとしての効果はあるかなと思います。願わくば検診内容そのものも実効性のあるものにしてもらいたいなと思います。

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