« えいご漬け | トップページ | 玄箱 Get »

初心?!

実家の倉庫と化した部屋に置かれた本棚に、fujaata が学生時代に読んだ本や雑誌や教科書が未だに置いてあります。帰省時に持ち込んだ荷物を本棚のそばに置くのでなにげに毎度目に入りますが、10 年以上も前のものなので見るとちょっと懐かしい。当時考えていたあれやこれやが思い出されます。

高校に入ってしばらくまでは、直接「音楽」をネタに飯を食うという将来を何となく描いていました。それが高校時代の部活や音楽の授業やその他諸々の状況から、「音楽で飯を食う」というのはどうも違うんじゃないかと思うに至ったわけです。もっと言えば「音楽や舞台を支える」仕事に興味が移ったということです。しかも気が向いた方向は技術的に関わる方面。

余談ながら、音楽そのものを興味の対象としていたときから、一応進路は理系方面と考えていたのですが、これで完璧に理系を目指すことになりました。しかし学業の方は全く理系とは思えない状況で、fujaata の科目選択は理系だったのに同級生や先生の誰しもが理系へ行くとは思いもしなかったようです。高校 2 年生の年度末、数学の先生曰く「お願いだから 3 年になったら私の担当クラスにならないで」(結果的に先生の願い空しく担当していただくことになりました)、クラスの仲間曰く「おまえが音大行かないで誰が行くんだよ」。一切の周りの期待(?!)と忠告を裏切り、音響工学をキーワードに進路を選択したのでありました。

もちろん、レコーディングや Sound Reinforcement (PA) のエンジニアを目指す方向もあったのですが、方向性としてはもう少し工学的な方面がいいかなと考えていました。いずれにしても業界というものに興味はあったので、いわゆる「業界研究本」の類も結構読んでいました。

その手の本も残っていて、パラパラとめくると業界の様子やそこで働く人のインタビューが載っていたりするわけです。今となってみてみると「あらまぁ、当時こんなモノ使ってたのかぁ」とか「ありゃ、これって××年前の○○さんじゃない?!」なんてことになるわけです。本を眺めていた当時は別世界の話でしたが、今はそういう世界と間接的とはいえ関わる仕事に就いていることを改めて実感します。

どんな業界でも似たようなものだと思いますが、一歩足を踏み入れると業界というのは狭いものです。学生時代に市民バンドの演奏で関わった方に、就職後業界の研究会や展示会で音響機器の仕事で出くわすこともありました。「え~、あの本に出てくる(or 本を書いた)あの人って、えぇ~っ」みたいな話は結構ありますし、偶然にも業界の著名人と自分が妙なつながりがあることが発覚して、その場でみんなでのけぞったりなんて話も出てくるのが面白いところ。ま、どこへ行っても悪いことはできませんね。

学生時代に描いていた将来の姿が今の自分とどの程度重なるのかは比べようもありませんが、少なくとも考えていた世界に関わる仕事をしていることは確か。将来お役に立てることがあれば良いなと思っています。

|

« えいご漬け | トップページ | 玄箱 Get »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/29925/10054417

この記事へのトラックバック一覧です: 初心?!:

« えいご漬け | トップページ | 玄箱 Get »