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本番前会場リハーサル

Hpwo_4th_rehearsal昨日も書いたとおり今日は午後から夜遅くまで、明日 30 日に行われる演奏会の会場リハーサルがありました。例年なら fujaata は演奏から演出、進行まで何かと仕切りをやらされ...もとい、やらせて戴くのですが、今回は一出演者に徹することができました。

いわゆる市民会館とはいえ、こういう本格的な会場で自分達だけの本番を持つというのは本当に大変なことです。我々は無知で無恥なアマチュアですが、会場のスタッフはプロですし、実際やることも使うものもプロと同等な環境なので準備もプロと同じ対応を求められます。もちろん形の上での話であって、その中身はプロ同等と行かないのは悲しいところですが、それでも準備に関わる人は体裁を整えるだけでも相当な負担を強いられます。ある面プロより厳しいのは、アマチュアの我々は楽器を演奏することや演奏会を企画運営することは本業ではありませんから、自分の仕事や学業を抱えた上で、本業と同等の作業量をこなさなくてはならないということです。

それでも長年準備に関わっていればコツもわかるので、ある程度知識がついてくると作業の組み立てがわかりますから完成度も高めることができますが、慣れないと何をしてよいのかがまずわかりません。今年はそう言う意味であまり経験の無いメンバーが頑張っているので、さぞかし苦労しているものと思います。一方で、こういう作業をわかっている特定の人に任せてしまうようになると、苦労も知らずそれが当たり前だと思いこんでしまう人がいるのも事実。アマチュアがプロと同じようなことをしようと思ったら、少しずつでも分担するしかありませんから、やはり多くのメンバーにこういう仕事は経験してもらって、少しでも経験を積んだ人を増やしていく方が結果的には良い方向へ向かうと思います。

経験の浅い演奏団体が本番によって演奏や演出の完成度が大きく変化してしまうのは、こういった理由もその一つです。あくまで一部の側面ですけどね。そんなことを頭に入れてアマチュアの団体の本番を追っかけて見てみるのも、また一つ違ったおもしろさが感じられると思いますし、演奏の善し悪しという部分以外で自分もバンドの関係者になった気分を楽しめるかも知れません。

明日は我々の想像以上にお客さんがみえる「らしい」です(本当か?!)。良い演奏をしたいものです。

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GW 突入

Blog ちっとも更新できません。自宅での生活は Suica ペンギン状態で、まさに「タッチ & ゴー」な感じ。要するに寝るだけですね、それも 5 時間程。とは言っても土日は休んでいますし、今のところ休日返上になる様子も無い感じ。それでもだいぶしんどいのが本音。
fujaata の勤務先は GW はほぼ暦通りで、5/1, 2 は出勤日になっています。逆に言えば 5/1, 2 を休めば 9 連休が手に入るわけです。いい加減消耗してきたし、このところの大残業大会で自分のノルマはある程度片付いたので、休暇をとることにしました。それでも会社のパソコンとリモート・アクセス・ツールを持ち帰ってくるあたり完全に負け。インターネットに接続できる環境さえあればどこでも仕事できるというのは、果たして進化した世の中と言えるのか?!

ということで明日から 9 連休。いきなり明日、明後日は所属吹奏楽団定期演奏会のリハーサルと本番。毎年、企画やら運営やらで相当負荷がかかるのですが、今年は最初から転居があるのがわかっていたので完全に手を引き、演奏だけの参加に徹しました。本当、準備を頑張っている皆様には申し訳ないのですが、さすがに今は一杯一杯。宣伝もロクに出来ず、申し訳ない次第。結構今年の担当者が頑張ってくれているので、別に何か手を出す用は無いので、かなり楽に参加できました。是非皆様にお越しいただければと思います。

これだけ余裕がない状態ですが、実はちょっとした空き時間を見つけては Blog の原稿を書きためていたりします。しかも我ながら結構な分量書いている感じ。近々ドバーっといきたいと思います。え、長いの読まないから小出しにしろって?! だって編集するの結構手間かかるんだもん...。

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インピーダンス不整合

インピーダンスというのは平たく言えば「抵抗」のこと。今回は楽器を吹くときに感じる抵抗感の違いについてのお話です。

fujaata は趣味で Trombone を吹いていますが、今は吹奏楽団Big Band で主に活動しています。以前にも書きましたが、吹奏楽団と Big Band では Trombone と言っても使う楽器が違います。吹奏楽団では太管と呼ばれる管が太くベルが大きい楽器を、Big Band では細管と呼ばれる管が細くてベルが小さめの楽器を使っています。出せる音域はほぼ一緒で運指(Trombone なので運腕か?!)も一緒。なので、吹奏楽なら太管で Jazz なら細管と決まっているわけではありません。あくまで音色の問題で多くの場合シンフォニックな編成では太管が、ポップで小編成なら細管が使われます。

太管は 20 年間使い続けている先日紹介した YAMAHA YSL-8420G を使っていますが、細管は実は所有しておらず、借り物の YAMAHA YSL-8510 を使っています。YSL-8510 もかなり昔からあるモデルですがまだ現行品ですね。Jazz 用の細管と言えば KING の 3B や Bach の 16, 12、CONN (最近だと 100H?!) あたりがプロのプレイヤでもよく使われているようです。YSL-8510 もさほどメジャーではないものの、使われているプロの方を見かけます。中川英二郎さんも使うことがあるようですね。もっとも彼のは YSL-8510 と言っても特別にチューニングされたものなので、市販品のそれとはかなり違うと思いますが。

それで、楽器の細かい話は今回はどうでも良いのです。メーカが違う程度の話なら良いのですが、太管と細管の楽器を使い分けるというのは実は結構やりにくいんです。端から見たら見た目の違いはないし音域も一緒ですから同じようなものですけどね。

fujaata は 20 年前に YSL-8420G を手にしてから主に太管を吹いています。単純に思い浮かべていただければわかると思いますが、細いストローと太いストローを吹くと、太い方はたくさんの息を一度に通せますがすぐに息が無くなります。吹いていても抵抗感が小さく何となくすっぽ抜けた感じがすると思います。細い方は逆に吹いている抵抗感はあるものの、息が少しずつしか流せません。これがまさに太管と細管の Trombone の吹奏感の違いなんです。使うマウス・ピース(歌口)でも変わりますが、管の太さの違いはいかんともしがたい違いです。しかも fujaata は太管の楽器にかなり大きなマウス・ピースを付けていますから、細管との感覚の違いはさらに開く一方。

人間って一度体得した感覚を変えるのって難しいのです。ましてや全く違う楽器ならまだしも、やることは一緒で機構も一緒。こういう状況で楽器によって吹き方を変えるというのは結構大変なんです。fujaata の場合、細管を使うまで 15 年は太管でガンガン鳴らすことを覚えてきたので、細い管にコントロールしながら息を流すなんて芸当は全く出来ないのでありました。つまり身体の使い方が太管で安定して音が出るような吹き方になっているということです。

この状態で細管を吹くとどうなるか?! 細いところに無理矢理息を突っ込むことになりますから、そりゃ飽和するわけです。音が割れる、歪むってのは当然ですが、狙った音にならず別な音程にひっくり返ることまで生じます。と、これは楽器を手にして間もない初心者と一緒。太管を吹いている fujaata からは想像もできない状態になるわけです。あ、別に太管だって上手い訳じゃないですけどね。まだマシってところですわ。

オーディオが趣味の方ならアンプとスピーカの関係に置き換えるとわかりやすいでしょう。管の太さがスピーカのインピーダンスに、息の量と速さがアンプの出力に相当します(本当はアンプの出力インピーダンスも考慮すべきで、これは息の平均的な出し加減に相当するのですがここではややこしくなるので割愛)。管が太いと言うことはインピーダンスが低いことになりますから、息の量が少なくて流し込むスピードが遅ければ楽器はまともな音がしません。低いインピーダンスのスピーカを低出力のアンプで駆動すると情けない音しかしないのと一緒です。逆に大出力のアンプを高いインピーダンスのスピーカに接続すると、ちょっとボリュームを上げるだけでスピーカの音は歪みます。更にボリュームを上げればスピーカはぶっ飛んでしまいます。楽器もこれと一緒。細管の楽器に大量の息を早く流し込んでしまえば音は歪んでしまいます。

要するに楽器もオーディオも 2 つのものを組み合わせるときのインピーダンスの整合が大事だということです。オーディオの場合は機器の組み合わせを選ぶしかないけど、楽器は演奏者がコントロールできる技術を身につければ解決できるのが利点?! う~ん、難しいけどがんばって吹き分けて両刀使いになりたいと思うのでありました。

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B Flet's 開通

転居先でやっと通信回線が開通しました。NTT 西日本の B Flet's マンションタイプで VDSL モデムを利用するタイプです。VDSL なので当初からそんなに速度に期待は出来ないのですが、一応計測したところルータを介して下り 21 Mbps、上り 15 Mbps 程度。う~ん、ちょっと遅すぎやしませんかねぇ...。
ま、とにかくとりあえず接続環境はできたので、通信時のパラメータである MTU や RWIN の値を少しずつテストしながら追い込むことにします。現状でもメールを Web を見るだけならそんなに不自由はしませんからね。
これで不便な生活から一歩抜け出せた感じです。Internet 接続ができないと不便な世の中になりましたね。かつてはこれが電話だったのでしょう。時代と共に生活環境は変わるものです。

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YSL-8420G

Ysl8420g_1fujaata は中学生のころから Trombone を吹いているのですが、今使っている楽器はちょうど 20 年前に買った YAMAHA 製の表題の型番のものです。ベルの大きさが 8.5 inch で、管の太さがいわゆる「太管」と呼ばれるサイズのもの。基本的にはオーケストラやクラシカルな曲を演奏する吹奏楽向けに作られた楽器です。金管楽器はベルに使う金属の材質で音色や吹き心地が変わりますが、この楽器は一般的な黄色の真鍮(イエロー・ブラス)よりちょっと銅の割合が多いゴールド・ブラスという材質が使われており、ベルの色が若干赤っぽい色になってます。

買った当時 fujaata は中学 2 年生。冬休み明けに手にしたのを覚えています。学校で使っていた楽器が YAMAHA 製だったし、所属していた部活では輸入品を使っているような人はいませんでしたから YAMAHA でいいんじゃない、って決めたものです。今考えれば楽器選びとしては安直な感じもしますが、楽器を吹き始めて 2 年足らずの中学生には当たらずとも遠からずの選択だったと思います。
あれから 20 年、使い方に波はあるもののこれ一本をずっと使い続けています。趣味で演奏活動を続けている人ならば、20 年もやっていれば数本楽器を買い換えている人が多いと思います。これまで fujaata が買い換えなかったのは、特に買い換える必要性を感じなかったというのが大きな理由です。もちろん他メーカや新しい楽器に興味はありますけどね。

この楽器、「YAMAHA 製にしては」癖があって、高域はかなりの抵抗感があります。逆に低域の鳴りの良さは特筆モノ。いまいちなバス・トロンボーンよりよっぽど良く鳴ります。クリニック等でプロに吹いてもらったことも何度かあるのですが、「YAMAHA っぽくない」と言われることしばしば。かつては一般的に YAMAHA の楽器は良くも悪くも癖が無く、音程は正確、だけどおもしろくないと言われていました、この楽器はそうでもなかったみたいです。といっても基本的には YAMAHA の楽器ですから、他社製のような独特の音色や吹奏感ではありません。個人的には変に楽器固有の音色があるよりストレートで、自分で音色は作り込むのが筋だと思っているので、そういう意味では性分に合っている楽器だと思っています。

低域が良く鳴るのは良いのですが、fujaata はこれまでどちらかといえば 1st part を吹くことが多かったので、そういう意味ではキツイ楽器でもあります。しかも使っているマウス・ピースは YAMAHA 製の 52 番という口径の大きなもの。口径が大きいと息の量がたくさん使えれば豊かな音がしますが、高域は辛くなる方向にあります。普通あんまりこういう場面では使いませんが、何故か相性が良くてこれまで使ってきました。お陰様で高域もきっちり吹き込んでも(うるさいけど)簡単には音が歪みません。これが簡単に鳴ってしまう楽器とマウス・ピースの組み合わせだとあっさり音が割れちゃうので、ff の響きに余裕が無くなります。また吹き込まないと鳴らないかと言えばそうでもなく、小音量のコントロールも難しくありません。じゃぁ、他と比べてめちゃくちゃ良い楽器なのか、といえばそんなことも無くて、ほどほど満足できるレベルに収まっているというのが正直なところです。

しかし 20 年、それも結構な頻度で使っていると、さすがに傷みが目立つようになってきています。一見 20 年も使っているようには見えないのですが、塗装やメッキのはがれや錆はもちろん、小さな凹みや歪みが無数にできています。また塗装が剥げた部分の金属が腐食して削れてしまっている部分もあります。ここは早く対策する必要があります。

Ysl8420g_2Ysl8420g_3一般的にはプロ/アマ問わず 20 年も同じ楽器をまともに使い続けていれば、一度は完全なオーバー・ホールに出して、新品同様に修復してもらうことが多いと思います。ただ、このオーバー・ホールを完全に行うには、高い技術を持った技術者に頼めるかどうかで仕上がりが変わってしまい、しかも費用は同じ楽器が新品で買えてしまうほどかかる(場合によってはそれ以上かかる)場合があります。それゆえオーバー・ホールに出すか、新品を買うかというのは大きな判断の分かれ目となります。

家電なら素直に買い換えれば良いのですが、工業製品とはいえ楽器は想像以上に個体差が大きいものです。今手にしているものが気に入っているなら、それと同等なものを手に入れることは一般的には容易ではありません。意図的に変えたいのであれば別ですが、今までの音や吹奏感を求めるのであれば、使っている楽器を修理して使う他無いのです。新しい楽器になれば、それに慣れてコントロール出来るようになるまで、それなりの時間と労力が必要です。それにしばらく使ってみないと、本当にその楽器が期待した通りのものかもわかりません。楽器選びってある意味バクチみたいな面があります。

個人的には別な楽器に換えることはアリだと思っています。それが自分に合うのであればそれでも良いのです。一方で今の楽器にさほど不満がないのも事実で、積極的に換える理由もみあたりません。初めて買った楽器であり、20 年も使い続けているので愛着もあります。工業製品としての質が悪くないこともわかっています。
この先どうするかのポイントは、今使っているものよりずっと良いと思える新しい楽器に出会えるかどうか、オーバー・ホールするなら確かな技術者に出会えるかどうか、というところでしょう。幸い浜松は楽器の街ですから、良い技術者に頼むことはできそうです。

買い換えるにしろ、オーバー・ホールを行うにしろ、今の楽器の状態もありますから、ここ 1 ~ 2 年の間に判断したいところです。

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